(新プロジェクト考) 視座と性格を、一枚ラップする

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


今、私が推し進めている『海賊』について、

今時点わかっていることを記しておきます。



私の定義ですが、

『海賊』 = 「徹底的に合理化された組織」

です。



では、現行の組織において、もっとも合理的でない部分はどこか?

それは、チーム編成であったり、チーム運営ではないかと思うのです。

(もちろん、それがうまくいっている組織は、うまくいっており、

そうでない組織は、『コミュニケーション不足』と一言で片付けられている



システムとかITとか、そんな世界に長くいましたが、

結局は『人』にまつわる部分が、まだまだブレークスルーする余地をたくさん残している、

それが、今ぼくがこの仕事をしている理由です。



さて、実際に仕事をして、チームを組む際に、

もちろん、やらなければならない仕事があり、それをできる『能力』

が問われることは、当然です。



しかし、特にプロジェクトが難所に差し掛かった際に重要になるのは、

『視座』 -- プロジェクトの何に一番価値を見出すか?

例) とにかくゴールすること、利益をしっかり出すこと、顧客満足を最大限高めること、
メンバー間の和を大切にすること。。。

『性格や相性』 -- リーダーがアサインする時に、実は一番気にしていることではないでしょうか。


そして、この部分で生の人間同士がぶつかってしまうと、

そのプロジェクトは座礁してしまう。。。

(たいていはそれでも無理やり進めるのですが、爽快感が相当落ちてしまう)




だったら


視座と性格は、プロジェクトに必要なものをあらかじめ用意しておき、

メンバーにはそれを、あくまで『演じてもらう』という方向の解決策はないのだろうか。



普段自分が(自然には)持たない『視座』を、強制的に持たされることは、

ある程度の苦痛を伴うでしょうが、そこでひとつ人間として成長できる可能性があります。



『性格』も同様。

自分の性格は、これである!

と決めつけているのは、自分自身かもしれない。

本当は、別なところに可能性があるかもしれない。



メンバーが成長(スキル的な意味でなく) しながら、

自律的に動ける仕組みのことを、『海賊』と呼んでみています。



そして、自分の本性とは異なる、『視座』や『性格』を持つようになる

可能性を、

ぼくは、『文学』に感じてます。  (純粋に文学をされている方には、申し訳なく思います)




昨日、大学のサークルの集まりに行ってきました。

卒業以来の方も多く、遅い時間から行ったのですが、良かった。

良くも悪くも、人間変わらないものですね。

ぼくも、ほとんど人の話しを聞いてばかりで、それはぼくの本性なのでしょうね。



今、子どもたちや大学生と接している時は、

相当、『演じている』と思います。


(多少潔癖症の感がある?←ほんとに、あの部屋で?

ウソはついていないつもりですが)



どんな機械よりも、コンピュータよりも、システムよりも、組織よりも、

人間個人が、一番多様で柔軟で、可能性があるのではないか?

(だから、反面難しいのですが)

それが、根底でぼくが考えていることです。




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