(FOI-File1) 中学生と、Justice!
20年後の未来のために、青山プレップスクールです。
Free, Open and Interactive learning platform の授業です。
先日は、中学生と、
ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「Justice」(正義について)を視聴し、
一緒に考えてみました。
とはいえ、特に帰国子女でもない中学生にとっては、
英語は速すぎるし、出てくる単語、そもそも日本語でも難しい概念が出てきたりもします。
でも、FOIでは、そういうのは、気にしない。
わからなくてもいいから、『本物に触れること!』
とにかく、見てみる、聞いてみる、
もちろん必要な個所はぼくがフォローして解説しますが、
自分なりにくらいついてみることが大切!
(これも一つの、知的冒険です!)
さて、一応ハーバード大学の説明とか、東大でも授業やったことあるよとか、
そして、「正義とは何だろう?って考える授業ね」くらいの軽い説明で、
すぐに視聴を始めました。
http://www.justiceharvard.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=9&Itemid=5
エピソード1の前半の、さらに前半です。
お話しは、もう有名だと思いますが、一応あらすじだけ。
Case1-1:
Case1-2:
Case2-1:
Case2-2:
この日はここまで。
授業の様子や、生徒さんの考え・意見などは、また追ってまとめたいです。
-----------------------------------------------
とても印象的だったのは、
中学生の彼が、のめり込むように聞こうとしていたこと。
これまで彼がこんなに英語を聞こうとしたことがあったでしょうか。
慣れている人にすれば、十分ゆっくりではありますが、
中学生にとっては、とても速く聞こえたはずです。
知らない単語だらけだったはずです。
それでも、彼は、のめり込むように聞いていました。
そして、「理由」を考える時の真剣さは、普段の勉強以上。
せっかくなので、しっかり考えてもらいました。
結論ではなく、「理由」とか「原則」が大切な授業ですので。
-----------------------------------------------
ちなみに、ぼくならばこのように回答します。
Case1-1: 本線を進みます
Case1-2: 突き落としません
Case2-1: 重篤な1人を救います
Case2-2: 5人を見殺しにします
1つの「原則」から派生した結果が、これです。
ぼくの「原則」はなんでしょう?
ポチっとお願いします。
blogramランキング参加中!
^^
Free, Open and Interactive learning platform の授業です。
先日は、中学生と、
ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「Justice」(正義について)を視聴し、
一緒に考えてみました。
とはいえ、特に帰国子女でもない中学生にとっては、
英語は速すぎるし、出てくる単語、そもそも日本語でも難しい概念が出てきたりもします。
でも、FOIでは、そういうのは、気にしない。
わからなくてもいいから、『本物に触れること!』
とにかく、見てみる、聞いてみる、
もちろん必要な個所はぼくがフォローして解説しますが、
自分なりにくらいついてみることが大切!
(これも一つの、知的冒険です!)
さて、一応ハーバード大学の説明とか、東大でも授業やったことあるよとか、
そして、「正義とは何だろう?って考える授業ね」くらいの軽い説明で、
すぐに視聴を始めました。
http://www.justiceharvard.org/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=9&Itemid=5
エピソード1の前半の、さらに前半です。
お話しは、もう有名だと思いますが、一応あらすじだけ。
Case1-1:
あなたは、電車の運転手です。電車は、時速100kmで走っています。
今、ブレーキが故障してしまいました。
前方には、5人の作業員が、線路で作業をしていて、こちらの気配に気づきません。
このまま行けば、確実にその5人を引いてしまい、そうなれば確実に5人は死ぬでしょう。
ところが、1つ副線があることに気がつきました。
そちらに曲がれば、5人を引くことはありませんが、
そちらにも1人作業員はおり、その1人は確実に死んでしまいます。
さて、あなたはそのまま本線を進みますか?
それとも副線へ逃れますか?
Case1-2:
状況はほぼ同じですが、今度はあなたは電車を運転していません。
線路の上を渡っている、橋の上からこの状況を見ています。
ブレーキが壊れていること、このまま行けば5人死ぬことを、あなたは確信しています。
ところで、あなたの隣には、ものすごく太った巨人が、
ぼーっと橋から下の覗いています。
もし今、あなたが彼を、ドンと押したら、
彼は橋から、線路の上に落ちます。
彼はあまりに巨大なので、彼は引かれて死んでしまうでしょうが、
そこでトロッコは止まります。(ということにしてください)
さて、あなたは、彼を押しますか?
押しませんか?
Case2-1:
今度は、あなたは医者です。
あなたの前には、6人の救急患者がいます。
中でも1人は特に重症で、
あなたがかかりきりになって1日対応しないと、彼は死んでしまうでしょう。
しかし、もしあなたが彼にかかりきりになってしまうと、
残りの5人は、手遅れになってしまいます。
一方、始めから5人を助けに行けば、その5人は助かることができます。
しかし、最も重篤な、今も最ももだえ苦しんでいる患者は、死んでしまいます。
さて、あなたは、重篤な1人を救いますか?
それとも、残りの5人を救いますか?
Case2-2:
最後もお医者さんの話しです。
あなたの前に、臓器移植を待っている5人の患者がいます。
それぞれ、必要としている臓器は異なります。
いずれも、もう猶予がない状況ですが、ドナーは見つかりません。
このまま行けば、5人は死んでしまいます。
ところで、隣の部屋に、
「たまたま健康診断に来た」人が、ぼーっとしています。
暇すぎて、昼寝まで始めてしまいました。
今、あなたがそっと隣の部屋に行って、
彼から臓器を奪ってくれば(つまり彼は死んでしまいますが)
5人の命は助かります。
さて、あなたは、隣の人の命を奪って5人の命を救いますか?
それとも、5人を見殺しにしますか?
この日はここまで。
授業の様子や、生徒さんの考え・意見などは、また追ってまとめたいです。
-----------------------------------------------
とても印象的だったのは、
中学生の彼が、のめり込むように聞こうとしていたこと。
これまで彼がこんなに英語を聞こうとしたことがあったでしょうか。
慣れている人にすれば、十分ゆっくりではありますが、
中学生にとっては、とても速く聞こえたはずです。
知らない単語だらけだったはずです。
それでも、彼は、のめり込むように聞いていました。
そして、「理由」を考える時の真剣さは、普段の勉強以上。
せっかくなので、しっかり考えてもらいました。
結論ではなく、「理由」とか「原則」が大切な授業ですので。
-----------------------------------------------
ちなみに、ぼくならばこのように回答します。
Case1-1: 本線を進みます
Case1-2: 突き落としません
Case2-1: 重篤な1人を救います
Case2-2: 5人を見殺しにします
1つの「原則」から派生した結果が、これです。
ぼくの「原則」はなんでしょう?
ポチっとお願いします。
blogramランキング参加中!
^^