早期教育、先取り勉強について、ぼくの考えること

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。



とにかく、どこどこの学校に入れてしまえばいい!
今度のテストで、点を取ればいい!

そういうスタイルじゃないので、いろいろ思うところあります。
特に、早期教育について。


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★★ 早期教育によって、失われるもの ★★

って、あるんじゃないかと、ぼくは思うのです。

これは、ぼくの非常に個人的な経験から来ているのですが。



☆ 字を覚える前の子どもって、何でも丸覚えする!!


字を覚える前の子どもに、毎日本の読み聞かせをしていると、

その子はいつの間にか、その本を完全に覚えてしまいます。

字が読めないくせに、完璧なタイミングでページをめくりながら、

傍目には、さも読んでいるように見える時があります。

5,6歳になると、200~300字程度のお話し(登場人物は、5,6人)

であっても、一度普通の速さで読んで聞かせるだけで、

誰がどうした、その時誰はどうした、、、、

完璧に答えることができます。


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ところが、、、同じ子が1年ほどして、字を覚えると、、、

これが、まったくできなくなるんですね。

あら不思議。



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聞いたまんまを、丸々覚えてしまう!

そういう能力は、字を覚える前でないと、育ちきらないんじゃないかな?

って思うんです。



話を聞いて、頭の中にイメージを作り上げて、

そのイメージをそのまま記憶する


その能力を一番伸ばせるのは、字を覚える前なんじゃないか、

だからこそ、字を教える前に十分にしておくべきことがある、と思うのです。


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その子の【今】をよく見て、

その子の【今】、一番伸びる能力を、目いっぱい伸ばしてあげる

それが、早期教育のあるべき姿だともうのですが、

どうしても大人(親)って、欲が深くて(笑)、


これができたら、次これもできるんじゃないか?

次はこれ、次はこれ、、、



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ぼくがもし、未就学児を見ることになったら (青山プレップスクールの最年少は5歳ですが)

一番好きなことを、ひたすら、ひたすら、ひたすら、繰り返します。

そのひたすらの繰り返しの中で、目には見えない、数値では測れない、

『何か』 ができあがっていく

* だから、子どもは誰でも、同じものを繰り返すのが好き


(実験データなどで示せないのが、つらいところですが)




とまあ、世に一般的に言う、早期教育とは、違うんだろうな。。。


商材ありきじゃなくて、観察からスタートして、

我慢して、我慢して、、、

まあ、おじいちゃん、おばあちゃんが相手できると、一番いいんだろうな、

と思います。



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