第4の時間が発見されました!= 時間の上手な使い方 = まずは時間の分類をするところから。

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。



話をどこから始めるか、迷うところですが、
いろいろ割愛して、


結局、(大人も子どもも) どんな人にとっても、

時間の使い方って、一番大事でしょ。


というところはOKとして、以下続けます。


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で、

ぼくは時間をざっくり以下のように分類しているよ、
という話を、高校生たちにしています。

いつの頃から、どうしてそう考えるようになったのかわからないのですが、
ぼくは時間を3種類に分類しています。

(*たぶん、お金の使い方か何かをヒントにしたんでしょうね)


==過去===現在===未来==>

1。現在のための時間
   生きるためであったり、今を精一杯楽しんだり、目前のことに対処する時間
   例)
   ・ 睡眠、食事、排泄、風呂、休息、、
   ・ 掃除、洗濯、、、
   ・ スポーツ、楽しむための読書、趣味、、、
   ・ 必要に迫られた仕事、勉強


2。過去のための時間
   過去の自分が積み残してしまったことに対処するための時間
   例)
   ・ 昨日やっておくべきだった、昨日時点の現在の時間

   ・ テスト直前の一夜漬け勉強
   ・ 過去のミスを取り戻すための時間
   ・ 過去のことで叱責をされたり、クヨクヨしたりしている時間


3。未来のための時間
   将来の自分のための時間

   例)
   ・ 自分の価値を高めるための、広い意味での勉強
   ・ 将来の危機に対する準備
   ・ 自分の方向性を確認し、決断するために思考する時間

   ・ (異世代など)、未知の人と、未知の話題
   ・ 興味のない事柄の本を読んでみる
   ・ 古典を読んでみる



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で、ぼくの周りを見ているとわかるのが、
大人でも子どもでも、この配分が大事だなってこと。

☆ うまくいってる人って、
   過去の時間が少なくて、
   現在の時間が十分取りつつ、
   将来の時間をしっかり確保している。
   そもそも、その境界がかなりあいまい。
   現在を楽しんでいる時間が、将来のためにもなっていて、
   将来のためにやっている事が、過去の修正にもなっている、などなど。


★ なんだかうまくいっていない人って、
   過去の時間が溜まっているはずなのに、
   現在の時間しか使っていなくて、
   将来の時間なんてまったくない。
   そもそも、過去の時間と現在の時間と将来の時間が、
   まったくバラバラで連動しない。

★ 追記
   未来のための時間ぱかりを使ってる場合も見受けられますね。
   まじめな人に多いのかも。
   『○○のための勉強』っての。
   それが達成された時、またはダメだとわかった(本人が思った)時に、
   なんか変なことになりますね。


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高校生たちにも、ある一日を取り上げて、
それぞれの時間が、どの時間に分類され、
自分がどういう時間配分をしているのか、
時々考えてもらいます。


なかなか10代で、長い時間を考えることは難しいです。
それは、自分を顧みてもよくわかる。
だけど、時々は、そういうことを考えていいんだよ。
特にこれから先は、不透明。
大人の言うことなんて、話半分でしか聞いちゃだめだと、ぼくは思います。
(* 赤字国債や、年金、健康保険料などを、全部背負わせちゃうんです)



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で、そんな中で発見されたのが、第4の時間。

4。何にも覚えてない時間

使途不明時間www


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4。の時間を、極力なくそう。

2。の時間を、可及的速やかに減らそう。
   そのためには、可視化が有効だね。

1。の時間は、大切。

だけど、
3。の時間を、1〜3割ほどは取るようにしよう。



まあ、内容的には20代社会人なんかに、一番はまりそうだとは思いますが。



今回は、分析編でしたが、
次回は、アクション編にしたいと思います。


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