同行二人

すべては20年後の未来のために。

ぼくの妹は、言いました。
「勉強している時が、一番落ち着く」
(噂では、東京の某有名国立大学を首席で卒業したらしい)

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ぼく自身も、大学受験を控えた、ちょうど高3の今ごろの時期、
珍しく家で勉強していると、
家族がテレビを見てやかましく騒いでいるから、静かにしてくれと言ったら、
受験生だというくらいで、偉そうにするな!と殴られました(笑)。
(話つながってない)

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ただ、深夜に他の電気を消して、机の電気だけをつけて、
じっと問題と向き合う。
ページをめくる音と、ボールペンで字を書く音以外は、
なんの音も聞こえない。
それは、神秘的な時間だなと感じました。
金沢の冬の夜は、特に雪の夜は、静かです。

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さて、話は変わって、
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
ぼくは、お遍路に行ったことがありません。(知らんでいい)
しかし、なぜかお遍路グッズはちゃんと用意してあります。(備えあれば憂いなし)
お遍路笠、金剛杖、白衣。。。
その白衣には、毛筆の書体で、
【同行二人】
と書かれています。
ひとりで歩いていても、弘法大師が一緒に歩いてくれているよ。

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勉強は、人を自由にするものだと、ぼくは思います。

しかし、自由はいい面ばかりでなく、
時として、孤独を伴います。
しかし、そんな時こそ、実は一緒に歩いてくれている、たくさんの人が。
弘法大師に限らず、西行かもしれない、
オイラーかもしれない、リンカーンかもしれない、
ニュートンかもしれない、本居宣長かもしれない、、、
中江藤樹かもしれない、、、三浦梅園かもしれない、、、

時に慰め、時に励まし、一緒に歩いてくれている。

あー、やっぱりいいね。
と、ぼくは思います。



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