合格屋でもなく、先生というよりも、山のガイドさん?

すべては、20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


ぼくが、究極として目指しているところは、
山のガイドさんみたいな仕事です。


ある目標に対して、努力すること。
その努力が実った時に、爽快感があること。
下りる時も注意が必要なこと。
下りたら、また次の目標を目指したくなること。


勉強と、山登りは似ているなと感じます。



その例えでいうと、

□ 合格屋さん: あなたのお子さまをとにかく合格させますよ!

     ある山に、エスカレータ引いたから、
     誰でも、このエスカレータに乗れば、頂上に行けますよ。

□ 先生: わかりやすく教えますよ!

     この山には、ルートが3つあって、
     このルートが一番易しいですよ。

□ 山のガイドさん: 一緒に山に登りましょう!

     この木の実は、食べられるんだよ。
     この水は、飲んでも大丈夫。
     こういう岩は、崩れやすいから、「ここ」注意して見てね、こういうの崩れやすい岩。
     こういうときは、無理しない方がいい。
     こういうときは、多少無理しても行っちゃった方がいい。
     あれ、道迷っちゃったね。こういうときは、これを見れば、方角がわかるから、
     地図と見比べながら、あの山の稜線がこれだから、現在位置は。。。

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『習ってないから、わからない』は、原則禁止です。

失敗してもいいから、とにかく手をつけられるところを探してやってみよう!

幸い、学校の勉強という山は、落ちても死にはしません。


登れる子は、どんどん登ったら良い。

登れない子は、多少迂回しながらでも、でも必ず自力で最後まで登る。

疲れたら、少し休んでもいい。

でも、休むにも適した場所と、そうじゃない場所があって、
休むに適した場所までは何とか頑張ろう!


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エスカレータで登っちゃった子は、

下り方がわかりません。(燃え尽き)

エスカレータがない山には登れません。いえ、登ろうとしません。

迷ったことがない子は、遭難してしまいます。


目標を達成することだけが、目標になってしまうと、

常に、他人のつくった基準で、

他人に勝つことだけにしか目が向かなくなります。


目的は別のところにあるんじゃないかな?と思うわけです。

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頑張りながらも、心のどこかで楽しんでいること

心が、驚きや発見、疑問や思いつき、やってみたい!で
充たされていること

みんなが同じ山を目指す必要はない、
みんな、それぞれ自分の山を登っていけばいい、ということ



その第一歩は、『見ること、読むこと』だと思います。

garbage in, garbage out

如何に良質な情報をインプットするか

ただ漫然と見るのではなく、

◆ 「ここ」を見るんだよ

◆ 「こう」見るんだよ


そういうことも、その子ごとに、バックグラウンドが違うので、

持っている目が違います。

どうやったら、「その子」の見方で考えられるか、

その子の見方に、新しい角度をつけられるか、

日々、ぼくも勉強中です。



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^^

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