2012年4月13日金曜日

(学びの五輪書)5つの構え

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


さて、少し間が空いてしまいましたので、
ここまでのおさらい。


1.問題を解く工程は、3つに分けられる

   □ 上流工程 (状況を把握し、情報の取り出し、言い換え、分解を行う)

   □ 中流工程 (決まった処理を正確かつ迅速に行う)

   □ 下流工程 (問いに答える形で、整える)

2.現状の問題点

   中流工程ばかりを練習する

   最も難しいのは、上流工程

   下流工程も、仕上げなので、大切

3.もっとも難しい上流工程は、実は、5つのパターンに分類できる

   『問題に向き合う5つの構え』


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というお話まで、しました。


いよいよ、その5つの構えについて。


『問題に向き合う5つの構え』


   1.上段の構え

   2.中段の構え

   3.下段の構え

   4.八双の構え

   5.脇構え

(剣道用語から拾ってみました(笑))



以下に、詳しく書いていきますね。


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1.上段の構え

   問題文(数学の場合は、横書き)を読んで、
   その流れに沿って、上から下へ、ざくっと斬っていきます。

   流れに従って、式を立て、答えを導く。
   上から下への流れになるので、上段の構えとしました。



2.中段の構え

   問題文を読んで、その核心を一気に突きます。

   まったく無駄のない、理想的な形と言えます。


3.下段の構え

   剣道の場合は、「使えない構え」だそうですが、
   数学においては、大変有効な構えです。


   問題文(数学の場合は、横書き)を読んで、
   その流れとは逆に、
   『結論』から、逆算して考えて行きます。


4.八双の構え

   こちらも、競技化された剣道においては「使えない構え」だそうですが。。。
   数学においては、また実社会では、大変有効な構えです。
   (ぼくは、5つの中で、最も大切だと思っています)

   八双の構えは、剣道というよりは、実戦で剣を使う際に、
   □ なるべく、余計な力を使わない
   □ 乱戦での使用
   □ 他の構えへの変化
   を意図しているそうですが、その点は、数学の場合も同様です。

   問題文を読んで、何をしたらいいかわからない時、
   状況を把握するために、単純なモデルを作って、問題を突いてみます。
   ちょうどジャブを打つようなイメージ。

   それで問題の本質がわかったら、
   一気に、上段、中段、下段に変化して、勝負をつけます。


5.脇構え

   ここまでくると、かなりこじつけなのですが。。。(笑)

   脇構えとは、こちらの剣を相手から見えないようにして、
   遠い間合いから、相手に損傷を与えることを意図した構えだそうです。

   数学に当てはめるならば、
   暗記による解答が、これに当てはまると思います。

   わかっていようが、どうであろうが、構わない。
   やったことがって、覚えていれば、どんなに(本質的な理解から)遠くからでも、
   問題を解くことが出来ます。


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さて、
ここで、今ぼくが、小学生~社会人まで、
いろいろな勉強についてのサポートをしながら感じること。


□ 上段の構え(問題文の流れに従って解答する)は、
   できる人が多いです。

□ 中段の構え(問題の核心を一気に突く)は、
   相当数学が得意な人でないと出来ません。

□ 下段の構え(結論から逆算)は、
   仕事(ビジネス)をやるうえでは常識だと思いますが、
   数学になると(?)、出来ない人がとても多いと感じます。

□ 八双の構え(状況を把握してから、後で変化)
   これも、仕事(ビジネス)では、常識ですが、
   簡単なモデルを作って実験し、その裏にある『法則』を読み解く。
   これが数学では出来てない!

□ 脇構え(暗記による解法)は、
   学校の定期テストでは、威力を発揮します。
   逆に、そのことが弊害を生んでいるような気がします。
   ただし、場合によっては、やはりかなり有効。
   使いどころを絞れば、これもありだと思います。


つまり、
特に、下段の構えと、八双の構えを、重点的に練習することが、
単に数学力を伸ばすだけでなく、

他の科目に対しても

また、社会に出てからも、大変役に立つと考えています。




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ちなみに、ぼくの掲げる理想形は、(ここまで来てしまった以上)

二刀流 (中段と、八双に構えておく)

です。


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ただここまで。

とても、抽象的な話で、わかったような、わからんような、、、



ということで、次回は、

実際の数学の問題を取り上げながら、

それぞれの構えでは、どのようなアプローチになるか、

具体的に見て行くことにします。



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