教えない方が良いんじゃないの?

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


先生の役割は、何でしょうか?


と、あまりにも当たり前のことを問いにしてしまうと、

逆に戸惑う場合があります。



「ものを教えるのが、先生の役割」



と答えるのが、自然な答えでしょう。

最近だと、



「生徒にやる気を出させるのが、先生の役割」



という回答もあるかもしれません。



ぼくは、(それは自分の経験からですが)

「不思議だな」

と思ったことがわかったときに、「あー、なるほど」と思えて、

その知識や経験は、後々まで残りました。


逆に一方的に、「これは、こうなんですよ」と教えられても、

「ふーん」と思うことはあったとして、その知識の定着率は高くない気がします。

(覚えていないので、分母がわからない。。。)



ところが現実には、一人の人間が、自分で「不思議だな」と思えることって、

限界があると思うのです。

ほとんどのことは、「当たり前」として受け入れている場合が多く、

改めて「問い」を創り出すことは、なかなか難しい作業です。



つまり、「なぜ?」という気持ちを創り出すこと、

その気持ちを盛り上げることが、一番の役割だと、ぼくは思っています。



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