そこに『問題』がある限り

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。



青山プレップスクールでは、生徒さんに

「困ったものがあったら、何でも持ってきて!」と

言っていますし、ぼくが担当する場合はもちろん、

大学生が担当する場合でも、何を持ってこられても、

『何らか解決の方向を示すように!』と言っています。



なぜか?



未来の『学び方』は、

こちらが知っていることを教えることを教えます

というスタイルから、変わってくると思います。

□ その場で問題を共有する

□ その場で真剣に考える

□ それを持ち帰ってまた考える

そういうことの繰り返しが、『学ぶ』ということではないかと。



『学びて時に之を習ふ。 亦説ばしからずや』

『学びて思わざれば則ち罔し。思いて学ばざれば則ち殆うし』



わからないことを共有でき、それを獲得できる瞬間に立ち会えることは

ぼくとしてもとてもうれしいことですし、

ぼく自身は、前職からそういうことが好きなんでしょうね。





何か困っていると聞けば、それが英語や数学だけでなく、

理科だろうが、社会だろうが、音楽だろうが、技術家庭だろうが、

就職に関することでも、もっと人生に関することでも、

技術的なことでも、個人の心情的なことでも、

なんでも、

そこに問題がある限り、ぼくはそれに真摯に向き合いたいと思っています。





先日は、大学生からこんな『問題』をいただきました。

「もし、東京がゾンビ占拠されたらどうしたら良いですか?」

大変な事態です。

その場+一晩、真剣に考えて、ぼくなりの『回答』をさしあげました。

(『解答』ではありません)





ところで、

「私は、数学は教えられるけど、英語は。。。」

などとおっしゃる方がいらっしゃいますし、

お母さまの中でも、「数学は無理。。。」と思っていらっしゃる方が

いらっしゃるかもしれません。



でもぼくは、

※ 問題を共有する

※ 学ぶ過程を共有する

むしろチャンスなんじゃないかと思っています。

(もちろん、現実的には時間的制約などたくさんありますが)

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