塾で教えるカンペ作り

数学や物理の勉強に特に向いています。


数学や物理を勉強するときには、

概念の理解 → 公式や定理などの暗記 → 演習問題

というステップでなされることが多いと思います。

しかしこれはぼくの経験上ですが、
概念が100%理解でき、公式が100%記憶できた試しはありません。


そこでお勧めなのは、「理解や記憶」と、「思考」を完全に分離してしまう勉強法です。


数学や物理において、暗記しなければならないことは、非常に少ないです。
さらに、「知ってたら便利だけど、知らなくても何とかなる」ものを除くと、
本当に限られた数の暗記で済むはずです。


まずはこれを、A4用紙を横向きにして、横書きで書きだします。
最初は、教科書まる写しで構いません。
(この紙のことを「カンペ」と呼んでいます)


演習問題を解くときには、この紙は参照してよいことにします。
この紙を参照しながら、演習問題を解くわけですが、


1.使ったものには、正の字を書いていきます。どれがよく使われたのか、後でわかるように。

2.解けなかったときは、何が書いてあれば解けたのかを考えて、紙に追記します。


1単元分勉強し終えたら、


1.使わなかったものや、もう覚えてしまったものは、消してし、新しく作り直します。


これを繰り返すことによって、知識の使い方をしっかりと身につけます。

一方、何度も使っているものは、知識として覚える可能性は高いですし、

最悪、試験前にその紙1枚を必死で覚えれば済むわけです。



後々どのように使えるかを考えながら、勉強を進めていくので、全体の見通しも良くなります。



これは、単なる一例ですが、これをベースにしてもしなくても、
自分なりの勉強法を確立していってもらうことに、本当の意味はあると思います。



ポチっとお願いします。

blogramランキング参加中!

明日もがんばります。


このブログの人気の投稿

640時間の夏休みチャレンジ:日常の中の無限の学び

はじめにの読書会(154)『パズルで解く 世界の言語』

『いちばんすきな花』が好きすぎて・・・カルタ作って正月遊ぼう