親戚でもないのに、高校生に奨めまくっているPodcast
本が読めなきゃ、Podcastを聴けばよい。
画面を見なくてよいし、2倍速などで聴けるのもよい。
おススメしていて一番反応が良いのは、
歴史キュレーションPodcast番組、「COTEN RADIO」
https://cotenradio.fm/
おすすめポイント
1.歴史をありありと感じられる
テストのための暗記科目としての歴史ではない。
未来を生きていくための歴史。
自分とは違う価値観をインストールしよう
2.ちょいちょい混ざるスタートアップ用語、コンピュータ用語
これが新しい。
現在の私たちと地続きで歴史を体感。
3.そしてもちろん、パーソナリティの個性
深井さん: めちゃ詳しい
やんやんさん: いいフォロー
樋口さん: なんも知らん
特に高校生に聞いてほしいのは、
深井さんの(知識だけじゃなくて)まとめ方、
みんな大好きやんやんさん、
そして、樋口さんの「聞き方」! (大体ぽわーっとなってるけど)
一番マネしてほしいのは、樋口さんの聞きかたです。
ちなみにぼくの推しは、深井さん。深井さんを守ろう。
おすすめエピソード(順番つけづらいですが)
1.三蔵法師
2.ガンディー
3.お金の歴史
4.アメリカ開拓史
永久欠番。高杉晋作
よろしければ、講読、サポータ登録もお願いいたします。
親戚じゃないけど。
#コテンラジオ
この Podcast (というか深井さん)が伝えたいのは、
明日も生きていくための歴史
目に見えないものを想像する力。
『物理学者のすごい思考法』にも通じる話ですが、
専門家でない私たちが歴史を学ぶ意味、学んでよかったと思うことは、
自分の常識(生い立ち、日常生活から生まれている)から脱却できること。
自分とは異なる常識、価値観、世界を想像できること。
学校では、ひたすら名前を覚えることが歴史の勉強だと
思ってしまっている子が多いですが(そのように誘導されている)、
そんな非知性的な態度が罷り通るほど未来は甘くない。
アメリカで起こっていることも、日本で起こっていることも、
非知性的なものに対するNO!です。
人類がどうして人類たりえたのか、
私たちは何者で、どこに向かっているのか。
神様や聖人君子でない人間が、困難な状況をどのように乗り越えたのか、
乗り越えられなかったのか、良い人が歴史を導くわけではない、
そもそも良い人も悪い人もいない。。。
そういう意味で、「歴史の学び直し」はブームだと思いますが、
面白小ネタ・雑学を集めることだけで終わってはもったいない。
さらにまったく足りていないのは、科学史とくに、20世紀以降の科学史。
科学技術の発展が、人類の思想を根本的に変えた部分が抜け落ちていると思っています。
相対性理論以降、量子力学以降、不完全性定理以降、
私たちを取り巻く世界が、まったく違って見え始めた(人もいる)。
完全に安心できる土台を失った人類がのたうち回っている。
それが、20世紀以降の科学史であり、現在私たちが直面している世界。
20世紀の科学史やりたいなあ。
#物理学者のすごい思考法
#COTEN RADIO
内と外を分けて、上と下を分けて、〇と×を分けて、
そういう「やり方」は確かにあるし、それがうまくいく場合もある。
しかし、隔たりを無くして、何もかも定まっていない、
その場の一期一会を大切にするという「やり方」もある。
同質の仲間が1つの目標に鎬を削ることで進化する場合もあるし、
異質な者たちが違和感を覚えつつも新しいものを創造していく場合もある。
正解はないけれど、煮詰まったら逆を試せばよいと思う。
ぼくは記憶違いも多いし、そもそも暗記苦手だし、計算も遅いし、まあまあ間違える。
だけど、「今ここ」で一緒に学んでいるという空気が一番大事だと思っているので、
それも演出だと言い張っている。
動画を撮ったり、プリントや書籍にして配布しようとは思わない。それは別物。
20歳も30歳も離れた友だちというのか何なのか、
まあ、子どもが600人いる。
こんなに子だくさんは今どき珍しいと思う。家斉もびっくりだ。
個人でもいいし、会社でもいいから、
うちの子よその子、隔てなく、もっと若い人を大切にしたら?と思う。
怖くない。怖くない。
その結果ぼくの相対的価値が下がるけれども、それはいい。
今の社会には、まったく足りていない成分ではないだろうか。
子どもたちにとってだけでなく、大人たちにとっても幸せな時間。
自由か秩序か、お金か命か、といった問題は、
誰かが正解を出す問題ではなく、
微妙なラインをずーっと考え、話し合っていかなくてはならない種類の問題。
同質が寄り集まって、そうだそうだと騒いだところで・・・
また最後、違う話になってしまいましたが、
それとは関係なく、
COTEN RADIO はぜひ聞いてみてください。