龍馬さんに学ぶ、20年後の未来のために

20年後の未来のために、新・青山Fプレップスクールです。


みんな大好き、坂本龍馬さんについては、

いろいろなエピソードが残っていますが、

ぼくが好きなのは、これです。

当時の土佐では、長い刀が流行っていたそうですが、
江戸で剣術修行を終えた龍馬さんは
「長刀は時代遅れ、無用の長物。
 いざというときに役に立つのは、短い刀」 と。 
それに感心した同志が、短刀を差して龍馬さんに会うと、
「刀なんぞ、時代遅れ。これからはこれぜよ」 と、
懐のピストルを見せる。
そのカッコよさにまたまた感心した同志が、何とかピストルを手に入れて龍馬さんに会いに行くと、
龍馬さんはニコニコ笑いながら、「そんなものはもう時代遅れ。これからはこれで外国と付き合うべきだ」
と、懐の万国公法を取り出した
と。

まあ、なんだか出来過ぎな話である気がしなくもないですが(笑)、

ぼくは歴史家ではないので、事実認定はともかく、

そういう話が、通説としてみんなが知っている、その点を事実としてとらえています。


そのうえで、

じゃあ、現代に龍馬さんがいたら、どうなるんでしょうね、と。



みんながファッションや見栄、ブランドとして、

必死になって学歴(長刀)を用意しているのを見て、

これからは、これぜよ。

と、取り出すとすれば、英語やIT、プレゼンなど、各種スキル(ピストル)。



そうだそうだと、みんなが慌てて英語やITなどのスキルを身につけようとしているのが

今ではないでしょうか。



じゃあ、その先は何でしょう?


生命、テクノロジー、経済、そして歴史に関する総合知であると、ぼくは考えています。

(* バシッとモノで示せないところが、龍馬さんとの大きな違いです)



あらゆるところで細分化され、断片化され、局所最適化され、

自他を比較し、区別し、そしていがみ合う。

そういう未来は、ぼくは子どもたちのために望みません。



一見、異なるもの、理解しがたいもの、許容できないんじゃないかなと思うものでも、

「わかる」、「わかり合う」 ことができれば、

人類にもまだまだ大いなる可能性があると思います。




って、お前は何類だ? (笑)


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