「わかりやすい」は絶対か?
20年後の未来のために、青山プレップスクールです。
いきなり変なことを言うようですが、(いつも言っていますが!!)
ぼくは生徒さんたちに、
『わかりやすく教えてあげよう』
とは、考えておりません。
時折、特に GMAT MATH 対策の中で、
すごくわかりやすいと、学生時代に教えて欲しかったと
お褒めにあずかることもありますが、
実は当人、大変戸惑っているところなのです。
なぜなら、小中高校生には、GMAT MATH 対策の方ほど、
「わかりやすく」教えてはいないつもりですし、
実際その方が良いと思っているから、そのようにしているわけです。
==========================
【GMAT MATH 対策は、外科的】
GMAT MATH の授業を、なるべくわかりやすくしている理由は、次の3点。
☆ 時間がない
MBA を目指して、GMAT を受けられる方のほとんどは、
社会人の方です。
学生は、自分たちのことを十分に忙しいと感じているでしょうが、
(ぼくもそうでした!)
社会人の忙しさと比べると、悠久の時を過ごしているようなものです。
☆ 目的が明確である
MBA を取るために、留学をする。
そのために、GMAT で欲しいスコアがある。
それを取るためには、数学で、○点以上は欲しい。
また、数ヶ月以内に「結果」を出さなければならない。
目標に合わせて、大胆に、切るべきところは切り、
必要最低限度に絞り込むことが出来ます。
☆ 大人である
そして、これが何より大きいです。
自分の勉強のスタイル、価値観、人格が、既に確立されており、
純粋に知識の「インストール」に専念することが出来ます。
ご自身に足りないところは何なのかを自覚され、
その足りない部分だけを補おうとされているので、
ぼくの優っている部分を、受講生の方の劣っている部分に
「移植」する、という外科的作業をしています。
==========================
【生徒さんへの授業は、内科的】
それに対して、生徒さんに対する個別指導は、なるべくわかりやすく
しない方いいと思っている理由は、次の3点。
☆ 時間がある
今の日本社会においては、
10代20代の間に、(できれば25歳以前)
どこかのタイミングで、自分を深く掘ることが出来れば、
その後の成長も、安定も、ある程度は見込めるだろうと、
ぼくは考えています。
だからこそ、促成栽培的なこと、臓器移植的なことは、
あまりしたくないわけです。
なぜなら、その時間は決して、「自分を掘っている」時間ではないから。
そのタイミングがいつ訪れるかわからない。
それまで、しっかりと足腰を鍛えておいて欲しいと思うのです。
☆ 強みを活かす時代へのシフト
ぼくたちが受けてきた教育は、
おそらく「弱点を克服する」ことに主眼が置かれてきた。
だけど、これからの時代を考えた時に、
もし、特異な才能があるならば、それは思いっきり伸ばした方が良い
とぼくは思っています。
だから、授業はあくまでも、生徒さん一人ひとりが主役です。
一人ひとり、それぞれから、何を引き出せるか?
どういう才能が隠れているのかを、一生懸命探しています。
そして、慎重に、かつ大胆に、それを磨いていかなければ。
☆ 大人ではない
そして、これが何より大きいです。
自分の勉強のスタイル、価値観、人格を、
これから築いていく時期であること。
だから、いつもいつもぼくが言うのは、
『なんて書いてある?』
その教材が、わかりやすかろうが、そうでなかろうが、
自分の力で、自分の責任で、読み砕いていく
それを通じて、自分の勉強スタイル、価値観、人格を
形成していって欲しいと思うのです。
今日数えてみたら、1時間あたり、「なんて書いてあった?」って、
4回以上、言っていました(笑)。
基本的に、「甘やかす」気はありません。
鍛えて鍛えて、強くなる。 (なんて、実際は甘アマですが。。。)
せせこましいことを考えず、
力強く、雄大に、伸び伸びと、羽ばたいて行って欲しいのです。
また一方では、「人格全体」を吸収してしまう可能性があること。
当然ながら、ぼくの狭い見識など、楽々と超えていって欲しいみなさん。
「好きな先生の科目は好き」という年代ですので、
慎重に、慎重に(笑)
そして、、、大学生は、大人なんだか、子どもなんだか、
なんともぼくには難しいです(笑)
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^^
いきなり変なことを言うようですが、(いつも言っていますが!!)
ぼくは生徒さんたちに、
『わかりやすく教えてあげよう』
とは、考えておりません。
時折、特に GMAT MATH 対策の中で、
すごくわかりやすいと、学生時代に教えて欲しかったと
お褒めにあずかることもありますが、
実は当人、大変戸惑っているところなのです。
なぜなら、小中高校生には、GMAT MATH 対策の方ほど、
「わかりやすく」教えてはいないつもりですし、
実際その方が良いと思っているから、そのようにしているわけです。
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【GMAT MATH 対策は、外科的】
GMAT MATH の授業を、なるべくわかりやすくしている理由は、次の3点。
☆ 時間がない
MBA を目指して、GMAT を受けられる方のほとんどは、
社会人の方です。
学生は、自分たちのことを十分に忙しいと感じているでしょうが、
(ぼくもそうでした!)
社会人の忙しさと比べると、悠久の時を過ごしているようなものです。
☆ 目的が明確である
MBA を取るために、留学をする。
そのために、GMAT で欲しいスコアがある。
それを取るためには、数学で、○点以上は欲しい。
また、数ヶ月以内に「結果」を出さなければならない。
目標に合わせて、大胆に、切るべきところは切り、
必要最低限度に絞り込むことが出来ます。
☆ 大人である
そして、これが何より大きいです。
自分の勉強のスタイル、価値観、人格が、既に確立されており、
純粋に知識の「インストール」に専念することが出来ます。
ご自身に足りないところは何なのかを自覚され、
その足りない部分だけを補おうとされているので、
ぼくの優っている部分を、受講生の方の劣っている部分に
「移植」する、という外科的作業をしています。
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【生徒さんへの授業は、内科的】
それに対して、生徒さんに対する個別指導は、なるべくわかりやすく
しない方いいと思っている理由は、次の3点。
☆ 時間がある
今の日本社会においては、
10代20代の間に、(できれば25歳以前)
どこかのタイミングで、自分を深く掘ることが出来れば、
その後の成長も、安定も、ある程度は見込めるだろうと、
ぼくは考えています。
だからこそ、促成栽培的なこと、臓器移植的なことは、
あまりしたくないわけです。
なぜなら、その時間は決して、「自分を掘っている」時間ではないから。
そのタイミングがいつ訪れるかわからない。
それまで、しっかりと足腰を鍛えておいて欲しいと思うのです。
☆ 強みを活かす時代へのシフト
ぼくたちが受けてきた教育は、
おそらく「弱点を克服する」ことに主眼が置かれてきた。
だけど、これからの時代を考えた時に、
もし、特異な才能があるならば、それは思いっきり伸ばした方が良い
とぼくは思っています。
だから、授業はあくまでも、生徒さん一人ひとりが主役です。
一人ひとり、それぞれから、何を引き出せるか?
どういう才能が隠れているのかを、一生懸命探しています。
そして、慎重に、かつ大胆に、それを磨いていかなければ。
☆ 大人ではない
そして、これが何より大きいです。
自分の勉強のスタイル、価値観、人格を、
これから築いていく時期であること。
だから、いつもいつもぼくが言うのは、
『なんて書いてある?』
その教材が、わかりやすかろうが、そうでなかろうが、
自分の力で、自分の責任で、読み砕いていく
それを通じて、自分の勉強スタイル、価値観、人格を
形成していって欲しいと思うのです。
今日数えてみたら、1時間あたり、「なんて書いてあった?」って、
4回以上、言っていました(笑)。
基本的に、「甘やかす」気はありません。
鍛えて鍛えて、強くなる。 (なんて、実際は甘アマですが。。。)
せせこましいことを考えず、
力強く、雄大に、伸び伸びと、羽ばたいて行って欲しいのです。
また一方では、「人格全体」を吸収してしまう可能性があること。
当然ながら、ぼくの狭い見識など、楽々と超えていって欲しいみなさん。
「好きな先生の科目は好き」という年代ですので、
慎重に、慎重に(笑)
そして、、、大学生は、大人なんだか、子どもなんだか、
なんともぼくには難しいです(笑)
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