第一志望に合格しなかった、その事実を受け止めるところから出発しよう



20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


いろいろな想いが、交錯する季節です。

先日は、第一志望に合格した子に向けて話したことでしたが、


今回は、そうでなかった子に対してです。


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ぼくはこの1年、○○君のことをよく見て来たから、

限られた時間の中で、完璧とは言えなくても、よくがんばった、

あと一歩のところまで行っただけでも、心の中では大したもんだと思っています。



ちょっと、昔話ね。 (昔と言っても、最近だよ)

ぼくも、大学受験は、第一志望はダメでした。 意外といけそうな気もしてたんだけどね。

ぼくなりに悩んで、でも、入れてくれると言ってくれたところに、行くことにしました。

結果的には、それはぼくに必要なことだったのだと思っています。

なんだかんだ言っても、あんなちゃれけた勉強で、東大なんか入ってたら、

ぼくみたいな性格だと、よほどよほど、鼻持ちならないロクでもない人間になっていただろうから。

別の観点から言えば、

ぼくもしつこいもので、1学期の間は、いくつかの大学に勝手に入っていって、

授業をのぞいてみて回ったの。 本当に求めているものはあるのかなって。

結果としては、(残念なことだけれども)、どこも大して変わらない。

じゃあ、とっとと卒業したほうがいいんじゃないかと思いました。

ちなみに、学生の浮かれ具合は、学校によってちょっと違ってておもしろかった(笑)。

別にここで人生決まるわけでも何でもない。

次の決戦にそうなえよう。



もう少し昔の話ね。

幕末。

吉田松陰が処刑される直前に、高杉晋作に言ったこと。

その頃晋作は、松陰を心酔していたから、先生が死ぬなら、俺も役人何人か殺して死ぬと思っていた。

それに対して、松陰先生は、

   『 死して不朽の見込みあらば いつでも死ぬべし。

    生きて大業の見込みあらば いつでも生くべし。』

きびしー。

これをぼくは、高校生の頃に知ったんだけど、

かなり困ったね。

   不朽の見込みも、大業の見込みも、ないですけど・・・

いまだにないけどね。(笑)

でも、どちらかといえば、どちらかとえいば、どちらかといえば (究極の選択)

不朽の見込みは、まったくないわけです。 どー考えても。

じゃあ、生きるしかないじゃないか。

大業とまではいかなくても、(自称)大業ならなんとか。(笑)



もっと昔の話ね。

『人間万事塞翁馬』

禍福は糾える縄の如しというのもあるけれど、

本当に、人生というタイムスパンで見れば、何が幸いで、何が不幸かなんて、

ちっともわからない。

ぼくの人生なんて、ほとんどその通りで、

いいかな・・・と思って調子乗ってると、ロクなことにならないし、

ダメだろう・・・と思って一生懸命頑張れば、なんとかなったり、それ以上だったりもする。

笑えるくらい、そのまんまだから、

ぼくも、ちったー学習したから、

『ダメだろう、無理なんじゃね?』 ってことばかりするようにしています。

それも、そのうち天の神さまか誰かに、ばれちゃうだろうけど。


もうちょっと、まじめな言い方をすると、

何が幸で、何が不幸かわからないんじゃなくて、

過去は変えられないけれど、未来は変えられるわけだから、

今をしっかりと見つめて、

そこから、どんな未来にするのか、ストーリーをつくっていくのね。

そのための、現時点、現状認識が間違っていると、

その後のストーリーは全部くるってくるからね。


だから、ちょっと嫌だけど、

第一志望に受からなかった、実力が足りなかった

という事実をしっかりと受け止めて、

そこから新しいストーリーが始まるんだという、

『覚悟』をもって、

与えられた場所と、自分の覚悟に導いてもらって、

これから進んでいって欲しいのね。



○○君の、この1年の成長偏差値は、70超えてると思います。

だからぼくは、これからの○○君に、とても期待をしているんです。

ということで、今のうちにサイン頂戴 (笑)。



卒業おめでとう。


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