小学2年生から始める、、、論理的思考(因果関係)の教え方 (論理の飛躍)

20年後も未来のために、青山プレップスクールです。



あらすじなどは、省略します。


Q: なぜ、きつねはでんわボックスに化けたのでしょう?


正答例: お母さんに電話できなくなった男の子をかわいそうだと思ったから。
など


誤答例: 急に男の子が来て、慌てたから。



たしかに、問題となっている個所の直前には、

急に男の子が来て慌てているきつねの様子があります。

したがって、この答えは、文章をきちんと読んでいるということがわかります。


では、どうして正解にならないのでしょうか。


それは、難しくいえば、【論理の飛躍】があるからです。


==============================


では、小学2年生に、どうやって、【論理の飛躍】ということを教えればよいでしょうか。




★ 思い付いたのを、さっと書く前に、
★ 1つだけ、考えてから書けたらいいね。



もう一度、問題を読み直して、
【どうして、電話ボックスになったか?】 答えるんだよね。



じゃあ、その答えとして、

【びっくりした】 。 ← ここで一回終わる
だから
【でんわボックスになった】


って、どうかな。意味通じるかな?


★ 答えを書く前に。
★ 自分の考えたこと   ⇒ だから ⇒ 問題できかれていること


っといって、おかしくないかどうか、だけ確認しよう。


それでもおかしくないと思えば、それでいいよ。




==============================


論理の飛躍というのは、おとなでもしばしば犯すものですが、

【逆の因果をたどってみる】 作戦は、

簡易チェックとしては使えると思います。








このブログの人気の投稿

見る子は育つ(紫金山アトラス彗星を観察会)

3時間で3回観た(劇場アニメ『ルックバック』)

防衛術としての、広い学び