受勲

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


身内のことで恐縮ですが、
先日、伯父が黄綬褒章を受勲いたしました。

おめでとうございます。

長年業務に精励し、また人にいい影響を及ぼし続けたことが、
たまたま人の目に留まるところとなり、
栄誉を賜りました。


今頃は、たくさんの訪問客やお祝いの品、電報、手紙、祝賀会のお誘いなど、大変だと思います。


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それを受けて、すごいねという者、素晴らしい人だという者、
勲章なんて偉くもなんともないという者。。。



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ぼくは思うのです。

叙勲される前の伯父も、今の伯父も、立派さという意味で、なんら変わりがないと。
(ぼくは、伯父の働いているところを見たことはありませんし、知りません。
 ぼくの知っている伯父は、小学生の頃その日痛がっていた妹の頭を
 なにやらマッサージをして、治してしまった!
 その後、ぼくも頭痛持ちなので、いろいろ試してみたのですが、そんなことはできない。
 すごい伯父です!)

むしろ、思うのです。

何もかもが順風満帆ではなかったであろうと。
苦しいときも、厳しいときもあったのだろうと。
誰かの力を借りたいと思った時もあったのではないかと。


ぼくは、そういう時に役に立てる人になりたいです。


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比べるのはおこがましいですが、
ぼくも、仕事で評価されたり、賞をいただいたりということは、ないではない。

何がしかの結果が出てからやってくる人というのは、たくさんいる。
そして、同じ質問をして、同じ言葉を述べて帰っていく。
しかし、その後そういう人たちが、精神を受け継いでいい仕事をするというのは、
あまり見かけない。(見栄えのいい仕事という意味ではなく)

一方では、自分の仕事に集中して、一生懸命実力をつける人もいます。
そういう人は、いずれとてもいい仕事をします。



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勉強も同じだと、むしろそういう基礎を養う重要な期間だと、ぼくは思うのです。


よく、大手塾だけでなく、いろんな塾で、
『東大○○名合格!』、『御三家○○名合格!』
なんて、宣伝しています。

他人のめでたい席に押し掛けて、
さも、自分もその一員のような顔をする、みっともないなあと、ぼくは思うのです。



まだ周りにはその良さを知られていない、
だけど光るものを持っている。

周囲からは理解されず、苦しいことも辛いこともあって、
誰かの助けが必要な時もある。



そういうところに、そっといる、光を当てるのが、
ぼくの役目だと思っています。


親から頂いた名前、『泰らかに輔ける』というのは、
そういうことではないかと。


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