理科好きの育て方

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


東京の子だからなのか、
現代の子だからなのか、

驚くほど、理科が好きではない(もっと言えば、嫌いな)子が多くてびっくりします。



だけど、理由をよく聞いて考えてみると、
それも、わかるなと。

なぜなら、学校や塾(特に塾)で習う理科は、

見たこともない植物や昆虫の名前や生態を
ひたすらに覚えなければならないのです。
(ならないこともないのですが、
 それを要求しているようにどう見ても見える)

そんな、見たこともない植物の名前を覚えて、いったい何になるの?
当然、子どもたちは疑問に思うでしょう。


理科の基本は、身近な自然の観察から始まると思うのですが。。。


青山プレップスクールでは、(たんに僕が好きだからですが)
可能な限り(かなり限られますが)、いろいろな生き物を育てています。
**大都会の中にあるので。。。**


特に、5~7月の時期は、植物が一番お勧めです。


とにかく、グングン成長します。
朝と晩では、見た目でもかなり違う。
1日で5cmくらい伸びたりします。


★ 生き物の不思議



★ 成長する姿のたくましさ


★ 毎日世話をしなければならないこと


★ 色や形の美しさ


★ 花が咲いたり、実ができたり、驚きと感動


そうした中で、


★ ちょっとした、名前の秘密


★ つくりや、仕組み、生態。。。


実体験を通して、学んでいけばいいと思うのです。


絵を見て、100種類の植物の名前を答えられることの代わりに、

1種類について、よくよく知っている事は、十分に代替できると思うのですが。。。



どうしても、目の前の「入試」に捉われると、
知らないよりは、知っていた方が圧倒的に有利なので、
何でも覚えておけ!  と乱暴な対応が、主流になるのでしょう。



   その結果、理科に興味を持って、




   自然の摂理に、畏敬の念を感じつつも、




   真理を追究したい



そういう子が、多く生まれてくるのであればいいのですが。









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