(就活生へ) 仕事選びって、服選びと同じだよ。
すべては20年後の未来のために。(青山プレップスクール)
新しい就活年度になりました。
みなさま、如何お過ごしでしょうか。
さて、就職活動を始めたばかりのみなさまに、
ぼくから言っておきたいこと。
それは、
『仕事選び、会社選びって、着る服を選ぶのと同じだよ』
ということ。
ぼく自身の経験からなのですが、
どんな仕事をしても、どの会社にいても、
結局、自分でしかなかったということです。
ぼくも大学生の時、自分にどんな服が似合うのか、わかりませんでした。
でも、ギラギラの『ブランド物』ってのは、ちょっと違うかな。。。そのくらい。
だから始めは、できるだけ着回しの良い、動きやすい服を選びました。
ITの技術者です。外資系です。カイハツ部です。裏方です。
右も左もわかりませんでしたが、楽しかったです。
そして、できるだけ会社全体を見渡して、どんな服があるのかを、
どれがより似合いそうかを考えました。
でも、もっと、あーそれならこんな服を着てみようかな。
着替えてみました。
コンサルです。ITでは日本一、ビル・ゲイツを袖にしたとか言ってます。
大変な仕事でしたが、楽しかったです。
でも、だんだんと、誰も着たことのない服を着てみたくなりました。
ITわかる法曹です。
法曹です。まずは司法試験からです。
始めは宇宙語としか読めませんでしたが、楽しかったです。
でも、入れてくれませんでした(泣)。
で、経営者、起業家という服を着てみました。
その次は、プロジェクト・マネージャという服。
いろいろ着てみましたが、
人間の中身は、そう簡単には変わるものでもなく。。。
結局、どこで何やっても、自分は自分。
良くも悪くも。
そう割り切って、今の仕事にしました。
ぼくの仕事の仕方、ぼくに一番似合いそうな服。
未来のアーキテクトとしての仕事。
でも、こういうことは、いろいろ着替えてみたからわかることで、
大学生にわからないのは仕方がないです。(ぼくもわからなかった)
何となく流されて、
似合いもしないブランド物で固めている人もたくさんいますが、
ぼくから見たら、滑稽にすら感じますが、
本人が気に入って着てるなら、仕方がないでしょう。
でももし、別にどんな服着ても良いけど、
どうせ着るなら、似合う服が良いなと思うのであれば、
自由に着替えたら良いと思うんですね。
そもそも、大学卒業時点で、自分が一生着る服を選べるはずないのですから。。。
それをやろうとすれば、中途半端などっちつかずの、
結局は、一生のうちのほとんどを、似合わない服を着ているしかないのですから。。。
ただし、「今はつらいから」とか「あっちの方が給料高いから」とか、
そんな選び方は、おそらくうまくいかないでしょうが。
大事なことは、『似合う』かどうかです。