2012年7月2日月曜日

国語力、読解力を養うための読み聞かせのコツ

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。






読解力がないことが、国語だけでなく、
英語、数学、理科、社会。。。
すべてに影響してしまっている子は、
ぼくの知る限りでも少なくありません。


そういう生徒さんには、なるべくきちんとした文を、
まずは聞かせるために、

とても丁寧に(というのはつまり、
◆ 主語や文末を省略せずに
◆ 助詞、助動詞を正しく使って、そこに少しアクセントを置いて協調しながら)
普段から会話をしています。


そして、書き言葉に慣れるために、
その子がたとえ高校生であっても、
『読み聞かせ』をできるだけしています。


ぼくが、読み聞かせをする際に心がけているポイントを紹介いたします。
*おうちでも、お試しください。


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【大切なのは、流し読みをしないことを、身につけること!】


1.スラスラ読まない


   というのは、ちょっと言い方が変ですが、

   「。」で、しっかり休む

   ということです。

   流れるように読むのではなく、1文1文意味を把握しながら読む。

   *子どもたちは、ついつい急いで読んで、文末や助詞をおろそかにしがちです


2.参加型で読む


   時折、(頻繁に?)

   立ち止まって、それまでの状況を整理したり、

   その時の登場人物の気持ちを考えてみたり。。。

   自分も参加して、考えながら読む訓練です。


3.先の展開を予測する


   この先どうなると思う?

   物語であっても、説明文であっても、

   それまでのくだりから、先が予測できることがあります(非常によくあります)。

   結局先読みができているかどうか、で、読みの深さが変わってきます。

   予測が、あっていても、あっていなくても、どっちでもいいのです。

   でも、話なんだから、次は当然こういう流れになるだろう。。。

   そう考える癖をつけることが大切。




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ちょっと例題。 (とても簡単な例ですが、難しい話になっても基本は同じ)


   『ライオンとウサギ』

    ライオンが眠っているウサギを見つけました。

→≪STOP!≫→  ライオンは、今、どう思ってるかな?

   なんと運がいいんでしょう。

→≪STOP!≫→  先ほどの問いの、答え合わせ、というか、レビュー

   狩りをする手間が省けたライオンは、さっそくウサギを食べようとしました。

→≪STOP!≫→  あれー、この先どうなる?

   するとそこへ

→≪STOP!≫→  あー、やっぱり、「食べました。おしまい」とは、ならないよね!

   シカが通りかかりました。

→≪STOP!≫→  どうなる?どうなる?

   ライオンは、ウサギをそのままにしてシカを追いかけました。

   その物音に気づいて目を覚ましたウサギは、驚いて逃げ出しました。

→≪STOP!≫→  あれあれ? ウサギはどうなる?シカはどうなる?ライオンはどうなる?



つづく。。。


このくらい、しょっちゅう立ち止まっていいと思います。


状況をしっかりイメージしながら、参加型で、

つまり、頭も心も働かせながら読む。

読むって、機械的な作業じゃないよ。

頭も心もちゃんと働かせれば、「当たり前」のことだからね。



これは、算数の文章題などでも同様 (むしろ如実に効果が出る) です。