【2020東京オリンピック】がんばれ、おまわりさん!
2020東京オリンピック開催前から、このあたり(外苑前)はもちろん、ぼくの自宅周辺でも、たくさんのおまわりさんを見かけます。それも、全国各地から。ここは、広島県警なんだな。記憶にある限り、新潟県警、群馬県警、熊本県警、、、全国からおまわりさんが集まっています。まさに国家プロジェクトですね。
これだけのおまわりさんが、東京に集まっているということは、地方は手薄になっているのでしょうか?
そんなことはないと思います。
ということは、各県警では通常とは異なる体制で、東京に派遣されたおまわりさんのサポートをしているはず。そしてそのおまわりさんを支えるご家族の方もいらっしゃるでしょう。
ひとりひとりのおまわりさんの心の中は・・・複雑な思いの方もいらっしゃるでしょう。それでも、組織は粛々と動く。そしてほとんどつつがなく進行されているように見えます。
ふだん個人で自由に活動し、団体行動が苦手なぼくですが、組織の力を改めて感じている日々です。
組織が巨大な力を持っているからこそ、そのトップの才覚が必要になります。これだけ立派な組織力を、どこに向けていくのか。トップに先を見通す想像力がなければ、組織は右往左往してしまいます。誤った方向に突き進むという場合もあるでしょう。
子どもたちには時々、「一億を想像できますか?」という話をしています。
「国民一人ひとりの声に耳を傾け・・・」のような発言は、しばしば聞かれるような気がいたしますが、本当に聞く気ありますか? 1人あたり1秒(!)、話を聞いたとして、寝ずに24時間x365日聞き続けたとして、3年以上かかりますよ。
目の前にないもの、見えないものを創造する力は、人類が他の生物と比較して優れた能力であると思います。その地道な積み重ねのおかげで、ぼくたちは今、健康で快適な生活を送ることができています。
だからぼくたちも、
目に見えるものだけでなく、その先先、目に見えないくらい小さな物事、視界に入らないくらい大きな物事にまで、想像力を限界まで引き延ばして、人間らしく生きていこうね。
最初何もできないことは、悪いことではない。学習を通じてできるようにしていくところが、人間らしいアプローチの仕方。
「学習」する力を磨いていけば、少なくとも理論上は、どんなことでもできることになるよね!!
というようなことを、授業の合間にかいつまんで、小さな声で話していたりします。