ミカンはリンゴより3個多くイチゴより5個少なくて、6個です。
20年後の未来のために、青山プレップスクールです。
突然ですが、問題です。
小学1年生用の問題集からです。
(小1以上みなさん、がんばってください!)
行きますよ!
注意:
読みやすさのために、漢字にできるところは漢字にしていますが、
句読点は、原文のままです。
答え: 98枚
簡単ですね。
うそです。
簡単じゃないですよね。 小学1年生用です!
===========================
はっきり言って、この問題集は難しすぎるので、
ぼくは、小学1年生を対象としては、ほとんど使いません。
小学高学年~中学生で、文章題をレベルアップしたい子や、
社会人の方で、MBA留学などのために、算数を基礎からやり直したい人向けに
使用しています。
======================
今日は、
「中学1年生で、方程式の文章題でつまづきかけている活発な(落ち着きのない)男の子」
向けだと思って、解説していきますね。
======================
ぼ: 「問題文を一回、黙読してみて」
中: 「白い色紙が・・・・」
ぼ: 「わかった?」
中: 「ううん・・・」
ぼ: 「こんなの、大人でもさっとはわからないよ。
でも、きちんと考えれば絶対できるの。
でも、こんな問題みんな嫌だから、
できない子は、たくさんいる。大抵できない。
だから、ちょっとがんばって、できておいたらすごいんだな」
(↑ 活発な子は、競争心も強いことが多いです)
ぼ: 「こういう問題は、コツがあるんですよ。
最初から答えを出そうとせずに、
【問題文は、最初から2回読むつもりで】
★ 一回目は、さっと読んで全体像を把握するだけ
★ 二回目に読むときに、必要な情報を拾いながら、図を書いていくよ」
← (最初から書いてあってはダメです。
その場で書くという臨場感とともに、
図ができていく過程を見せてあげることが大切)
ぼ: 「白が、12枚だね。
線の長さは適当ね(実際後で訂正している)。
次に、赤は、青より7枚多い。
多いのはどっち? 赤?青?」
中: 「赤」
ぼ: 「そうだね、じゃあ、赤の方の線を長くして、、、差が7ね」
ぼ: 「黄色より9枚少ない、これ何と何を比べてる?どっちが長い?」
中: 「・・・」
ぼ: 「こういう時は、直前の主語を探す!
主語ってのは結局は、【何の話ですよ】ってことだから、
今何の話をしているのかを知りたかったら、主語を探す。
すると?」
中: 「赤は」
ぼ: 「そうだね、これずっと、赤の話なんだね。
つまり、赤は、黄より9枚少ない。つまり、言い替えると?」
(↑ すぐに言い換えをしてもらうことは、大変重要)
中: 「黄は、赤より9枚多い」
ぼ: 「そう! だから、黄の方が多いよね!
で、赤と比べてるんだから、赤の隣に書くようにしよう。
ちょっと狭いけど、絶対に!
そのために、ちょっと広めにスペースとって書いてるんだよ」
ぼ: 「で?」
中: 「青は白より13枚多い」
ぼ: 「これで、図は完成したね。
図が完成すると、状況はすべてわかるよね。
計算なんかは、後でゆっくりやればいいけど、
必要な情報が全部そろってそうかだけ確認しよう」
中: 「大丈夫そうです」
ぼ: 「じゃあ、答えを求めに行くね。
で、ここでもう一回問題文に戻る。
逆に言うと、ここまでは図に全部書いてあったから、
問題文に戻る必要はなかったんだよね。
だけど、何答えるかだけは、間違えるわけにはいかないから、
念のために確認」
中: 「赤+黄+青」
ぼ: 「そうだね、じゃあ必要なところをまた、図に書き込んで、、、
こうやって、マークしておけば絶対に間違えないでしょ。
で、後は足し算」
======================
ほぼ再現であったため、かなり長くなってしまいました。。。
次回こそ、
「AはBより大きくて、Cより小さい」
を読み解かせるポイントを解説していきます。
突然ですが、問題です。
小学1年生用の問題集からです。
(小1以上みなさん、がんばってください!)
行きますよ!
白い色紙が12枚あります。赤い色紙は青い色紙より7枚多く、黄色い色紙より9枚少ないそうです。また、青い色紙は白い色紙より13枚多いそうです。赤い色紙と青い色紙と黄色い色紙を合わせると何枚になりますか?
注意:
読みやすさのために、漢字にできるところは漢字にしていますが、
句読点は、原文のままです。
答え: 98枚
簡単ですね。
うそです。
簡単じゃないですよね。 小学1年生用です!
===========================
はっきり言って、この問題集は難しすぎるので、
ぼくは、小学1年生を対象としては、ほとんど使いません。
小学高学年~中学生で、文章題をレベルアップしたい子や、
社会人の方で、MBA留学などのために、算数を基礎からやり直したい人向けに
使用しています。
======================
今日は、
「中学1年生で、方程式の文章題でつまづきかけている活発な(落ち着きのない)男の子」
向けだと思って、解説していきますね。
======================
ぼ: 「問題文を一回、黙読してみて」
中: 「白い色紙が・・・・」
ぼ: 「わかった?」
中: 「ううん・・・」
ぼ: 「こんなの、大人でもさっとはわからないよ。
でも、きちんと考えれば絶対できるの。
でも、こんな問題みんな嫌だから、
できない子は、たくさんいる。大抵できない。
だから、ちょっとがんばって、できておいたらすごいんだな」
(↑ 活発な子は、競争心も強いことが多いです)
ぼ: 「こういう問題は、コツがあるんですよ。
最初から答えを出そうとせずに、
【問題文は、最初から2回読むつもりで】
★ 一回目は、さっと読んで全体像を把握するだけ
★ 二回目に読むときに、必要な情報を拾いながら、図を書いていくよ」
← (最初から書いてあってはダメです。
その場で書くという臨場感とともに、
図ができていく過程を見せてあげることが大切)
ぼ: 「白が、12枚だね。
線の長さは適当ね(実際後で訂正している)。
次に、赤は、青より7枚多い。
多いのはどっち? 赤?青?」
中: 「赤」
ぼ: 「そうだね、じゃあ、赤の方の線を長くして、、、差が7ね」
ぼ: 「黄色より9枚少ない、これ何と何を比べてる?どっちが長い?」
中: 「・・・」
ぼ: 「こういう時は、直前の主語を探す!
主語ってのは結局は、【何の話ですよ】ってことだから、
今何の話をしているのかを知りたかったら、主語を探す。
すると?」
中: 「赤は」
ぼ: 「そうだね、これずっと、赤の話なんだね。
つまり、赤は、黄より9枚少ない。つまり、言い替えると?」
(↑ すぐに言い換えをしてもらうことは、大変重要)
中: 「黄は、赤より9枚多い」
ぼ: 「そう! だから、黄の方が多いよね!
で、赤と比べてるんだから、赤の隣に書くようにしよう。
ちょっと狭いけど、絶対に!
そのために、ちょっと広めにスペースとって書いてるんだよ」
ぼ: 「で?」
中: 「青は白より13枚多い」
ぼ: 「これで、図は完成したね。
図が完成すると、状況はすべてわかるよね。
計算なんかは、後でゆっくりやればいいけど、
必要な情報が全部そろってそうかだけ確認しよう」
中: 「大丈夫そうです」
ぼ: 「じゃあ、答えを求めに行くね。
で、ここでもう一回問題文に戻る。
逆に言うと、ここまでは図に全部書いてあったから、
問題文に戻る必要はなかったんだよね。
だけど、何答えるかだけは、間違えるわけにはいかないから、
念のために確認」
中: 「赤+黄+青」
ぼ: 「そうだね、じゃあ必要なところをまた、図に書き込んで、、、
こうやって、マークしておけば絶対に間違えないでしょ。
で、後は足し算」
======================
ほぼ再現であったため、かなり長くなってしまいました。。。
次回こそ、
「AはBより大きくて、Cより小さい」
を読み解かせるポイントを解説していきます。