勉強するな! 学習しろ!!

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


暑い日が続きますね。
ぼくにとっては、夏休みはハードスケジュール。
ということで、久々の更新になりますが。




勉強することと、そこから学びとることは、
似て非なるものなんじゃない?


というお話。


何かをつかみ取るために、一定の努力、
(場合によっては、多大な努力)が必要である
という点に、ぼくも異論はありません。

むしろ、「子どものため」というお母さんの気持から、
貴重な失敗経験、挫折経験、葛藤経験を経ないまま
大学生になり、社会人になっていく人たちを見て、
「かわいそうだな」と思うこと頻りであります。


しかし一方では、とにかく量をこなせばいい、時間を掛ければよい、
塾に行かせて、大量の課題をやっていればよい
という考えにも、大きな疑問を感じます。

*「学校が大量の宿題を出すわけ」については、
*別の観点も含まれていると思え、
*「きっとそういう意図なんだろうな」と、ぼくは感じ取ることはできるのですが、
*多くの生徒さんは、その意図を感じられていないようです。
*それについては、また別の機会で。


これは、ぼく自身も経験があるのですが、
「こなす」ことに主眼が移ってしまうと、
たしかに「こなす」ことは、どんどんうまくなっていくのですが、
肝心の、地力をつけるという目的を見失ってしまう場合がある。


「やった」ことはやったけど、
(それは、やらないよりも、もちろん良い)
それ以上でも、それ以下でもない。


大事なことは、それを通して、
今日一日の勉強を通して、
今日一日の練習を通して、


★★ 何を得たのか? 何を学んだのか? ★★
★★ 未来の自分への財産となるものを築けたのか? ★★



特に、長年の塾通いなどで、
「課題をこなす」ことに慣れ切ってしまった子には、
まずその意識を変えることから、

そのための、ノート作りから、時間を掛けてやっていかなければなりません。
*これも、いずれは公開しようと思います*


ふとある時、
勉強をこなすことではなく、
そこから学びとることに
意識が移った時から、
未来は劇的に変化し始めます。




何をするかではなく、
そこから何を掴みとるか



このブログの人気の投稿

640時間の夏休みチャレンジ:日常の中の無限の学び

『いちばんすきな花』が好きすぎて・・・カルタ作って正月遊ぼう

はじめにの読書会(154)『パズルで解く 世界の言語』