今、君たちにできるベストなこと

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


大惨事を前にして、子どもたちもかなり動揺しているように感じます。
当然です、大人でも、どうしたらいいのか、判断に迷うことだらけです。


ぼくが、今、生徒さんにお話ししていることは、
次の2点です。

1.極限の状況の中、必死に努力している人がいるということ
2.今、「小学生・中学生・高校生」の君たちにできるベストなことは何か?




1.極限の状況の中、必死に努力している人がいるということ

限られた情報の中で、
ありうるケースを想定し、
とりうる対処を検討し、
それらを比較検討したうえで、
重大な決断をしなければならない。

場合によっては、生命の危機にかかわる行動をとらなければならない。

現実に、今、そういう人たちがたくさんいるということを、
もちろんだれが悪いというわけではなく、
それが現実だということを、
できるだけ理解するようにしよう。

停電にしても、東京の電力を確保するために、
たくさんの地域で停電を我慢しなければならない。
決してそのたくさんの人の努力や犠牲を、
無駄遣いしちゃだめだよ。


2.今、「小学生・中学生・高校生」の君たちにできるベストなことは何か?

募金ったって、たいしたこと出来ないでしょ。
ボランティアったって、受け付けてもらえるかどうかすらわからないでしょ。
もちろん、それらも貴いことではあります。

でも、今の君たちにできる、一番のことは、


『勉強』 です。



テストで点を取るための勉強じゃなく、
いい大学に入るための勉強じゃなく、

社会に貢献できる、世の中を良くするための
アイディアと実行力
をつけるための勉強です。


TVもゲームも、外遊びもできないこの期間。

今できることは、本を読んだり、勉強したり。

そして、10年後、20年後に、
その勉強させてもらった恩を、
社会に還元できるような

そんな人間に、みんなにはなって欲しいんだよ。


もちろん、簡単なことではないけれど、
だからこそ、できる限りのサポート、応援はするから、
途中、辛くても苦しくても、
そんなの今の被災者の苦痛に比べれば何でもないはず!


勉強ができるってだけで、なんて幸せなことなんでしょう!!


一緒に頑張っていこうね!


あー、もちろん、もちろんですが、
青山プレップスクールになんか通わなくても、
紙と鉛筆とがあれば、どこでも勉強は出来るんだよ!
本の一冊でもあれば、くだらない話を聞くよりもよっぽど、まとまってていいかもしれない。

そういうこと。

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