友として、親戚の叔父さんとして、10年後のその子自身として
いつも3つの立場を意識しています。
子どもたちに言うと笑われてしまうのですが、「ぼくは〇〇くんのことを友達だと思っていますよ」。
勉強のことは教えたりもするけれど、学校や家では言いづらいようなこと、共通の知り合いもいないから安心して?話してくれますギョッとするようなこともありますが(笑)、すべてオフレコです。
もう一つは、「親戚の変わった叔父さん(またはおじいさん)」。
何かちょっとしたきっかけをくれたり、変なことに興味を持っている、どこか無責任な存在。「また変なこと始めたよー」といじられています。
最後は、「10年後の〇〇くんとして」。
客観的に考えて、私のほうが少し視野が広く、少し先まで見えています。今の延長線上にある未来、今の延長線上にはない未来。
結果から考えれば、〇〇くんに応じた通り道が見えてくる。今どうしても頑張ってほしいこと、その代わり手を抜いていいところ。
みんな性格も違うし、育ってきた環境もそれぞれ。10年後は驚くほどバラバラ。
今は、家と学校が世界のほとんどに見えていると思うけど、思ってもないようなことが次々と現実になるよ。
みんなに共通して願っていることは、「頭がフッカル」、そしてゆかいに、かしこく、しなやかな若者になってほしいと思っています。