「わからない」の意味

すぐに「わかった」と言ってしまう子がいます。

すぐに「わからない」と言ってしまう子もいます。


今日は、「わからない」子のお話。



「わからない」んだったら、わかりやすく説明してあげれば良いのか?

と、すぐに説明を始めてしまってはいけません。



なぜか?


それは、必ずしも「わからない」から、「わからない」と言っている訳ではない
からです。

(この辺りが、大人相手と、子ども相手で異なるところです)


・ 問題文が理解できないとき

・ 見たこともない記号が出てきたとき

・ 集中できずに問題文が頭に入らないとき

・ 計算が面倒になりそうなとき

・ 考えることが面倒くさいとき

・ 眠たいとき


いろんな場面で、「わからない」が用いられます。

こららの違いを正しく見極めて、適切なアドバイスをしないと、まったく効果がありません。


たとえば、「眠くて面倒くさい時」に、くどくど説明しても、まったく効果がありません。


生徒さんの様子などから、言葉の裏側にある真実を読み取り、適切な対処を取ること。

これは毎回毎回、チャレンジではありますが、

やはり生徒さんのことを知れば知るほど、進めやすくはなります。




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