東京の大学で英語でディベートしてそうな部 潜入調査計画

  今回我々は独自の調査により、駒場の杜に潜むという同胞の棲息を示す確たる証拠を得た。更なる調査を進めるために、特別潜入チームを組織する。数々の難関基準に合格し、最後は適当にクジで選ばれた3名の隊員に、今回の任務を依頼する。

  • ミッションコード: ZZZ02(寝るな!)
  • 隊員コードネーム: U, M, Y (? まさか!? U.M.A.の類いではあるまいな?)
  • 潜入決行日時: 2017年某月吉日

【ミッション】
  東京の大学で英語でディベートしてそうな部に潜入し、彼らの生態について聞き取り等、調査を行う。
また、今後の研究のため友好関係を築くこと。
(街でたまたますれ違ったら挨拶できる程度)

【先行調査でわかっていること】
  • 井の頭線、駒場東大前駅付近に生息している
  • 生息域は、杜の中である
  • 駒場の杜には、かなり危険で飢えている野生生物が存在するかもしれない
  •  
  • 彼らは毎週●曜日の夜に集会(祭礼のようなものか?)を行っている
  • 彼らは元々同胞であったが、長い間特殊な環境で暮らしてきたため、独自の言語(かなり英語に近いらしい)を使用している。英語で通じる。中には一部日本語を解する者もいるかもしれない
  • ディベートという独特のコミュニケーション手段を用いている
  • 食事は、我々と変わりないが、かつては辞書を食する者もいたらしい
  • 趣味は、誰かを言い負かすこと(なのか?)
  • 宗教は、論理とレトリック(なのか?)
  • 彼氏・彼女がいるかは不明(ディベートが恋人だったりはしないだろう。デートがディベートだったりはするのか?)
  • 数年前まで、諸君と同様、中学校に通っていた者もかなりいるらしい
  • どうしてその世界に入り込んでしまったのかは、不明
  • ゆくゆくは、進化するらしい(今何段階目か、どのような形態に進化するかは個体により異なる)

【調査行程】
  • 18:15 井の頭線駒場東大前駅改札にて、□□隊員と合流する(決して遅れぬように。遭難の危険がある)。その後、駒場の杜についても並行調査をしてもらう。カメラを渡す。郷に入っては郷に従え。彼らが普段食しているものを共に食す。帰りは駅まで、□□隊員が同工数旅程ではあるが、万が一に備え、自分たちでも道順を覚えておくこと!木の枝を折ったり(おそらく怒られる)、道々お菓子を撒いておいても無駄である(おそらく野生生物が食べつくす)。

  • 18:50 集会場へ潜入。友好的な態度を示しつつ、聞き取り調査などを行う(英語なら通じる)。

  • 19:00 自己紹介。長(おさ)の許可を得、自己紹介を行う(英語なら通じる)。その後、ディベートなる村の歓迎行事(?)に参加する。(作戦会議など)

  • 20:00ごろ? ディベートが白熱してくると危険な場合がある(?)ため、頃合いを見計らって、お礼を言って退出。その後、駒場東大前駅で□□隊員とも別れる。各自、保護者に連絡すること。□□隊員は私に連絡をする。

  • 後日: 自分たちでも、英語もどきで、ディベートもどきをやってみよう!

【準備】
  • 電車代、調査票<後述>、(携帯電話などの通信機器)
  • 杜の中は、現地通貨(?)しか通用しない可能性があるため、中での取引はすべて□□隊員を通じて行うこと(よって、中で使うお金は不要)
  • 服装は特に制約はないが、ある程度動きやすく、露出が多すぎないもの(襲われる危険はそれほどないと思うが)
【調査票】
  • 彼らと接触できる貴重な機会を有効に活用するために、調査票を事前に準備しておくことを強く強くお勧めする
  • 自己紹介: できればちょっとおもしろく、印象に残るもの
  • 聞き取り調査を行うための質問事項: いろいろと
以上である。

なお、この文書は決して他人には見られないよう、読み終わったらすぐに保護者に依頼して処分してもらうこと。ただし、燃やしてはいけない(火事になる)。

≪調査票に関する詳しい内容はWebでは割愛≫


では、良い報告を期待している。
健闘を祈る。


新・碧山Fプレップスクール
I


=======

【真の目的】
  今回の経験を通じて、ぼくが彼らに学んで欲しいと思っていること。
○ 英語で話すことは恥ずかしくないし、むしろかっこいい
○ 知識ではなく、論理で対話を進めるというスタイル
○ 大学、大学生への憧れ
○ 顔と名前を覚えてもらうこと
◎ 初めてのこと、誰もやっていないことを、やってみた方が楽しい!

このブログの人気の投稿

「間違ってる」って言わないよ(「先生」にならないための対話)

見る子は育つ(紫金山アトラス彗星を観察会)

3時間で3回観た(劇場アニメ『ルックバック』)