(家庭学習のヒント) 身近なものの名前

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


家庭学習のキーワードは、


【かんたんを、たくさん】


最終的な頭の良さを決めるものは、応用力。
応用力は、記憶力とは異なります。


(* 応用問題を、記憶で解こうとする子が
   たくさんいて、困る。
   そのように教えられているのだろう。

   目先の結果を追い求め過ぎて、
   長期的な可能性を奪ってしまってるよ)


Aができるようになると、Bを、
Bができるようになると、Cを

やりたくなるのが、やらせたくなるのが、人情だと思います。



最初のうちは良いですが、

だんだんと問題も難しくなり、

わからない。  親が教えようとすると、余計わからない。

険悪なムードになる。  勉強とは、嫌なものだ。。。


ぼくが、いろんな子たち

(学校も学年も、成績も(クラス別とか、何なんだ!って思いますけどね))
をみていて、思うのは、

結局、効いてくるのは、解法を知っているかどうかじゃなくて、
その場その場で考えられるか?

そして、そのカギとなるのは、

簡単なことの、速さと正確さ


が、ほとんどじゃないかなと。




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前置きがかなり長くなりましたが、

たとえば、ものの名前。


三角形は、「サンカッケー」じゃなくて、「三つの角の形」

*ちなみに、ぼくの小学生の頃からの疑問を思い出しました。
*どうして、三辺形じゃないんだろう?って、不思議に思っていました。

すべてのものの名前には、
意味があって、名付けた人がいて、その思いがあって。。。

そういうことがわかれば、単なる暗記するものじゃないって
無意識のうちにわかってくるし、
新しい名前に出会った時に、それってどういう意味なんだろう?
って考えるようになります。


「この世に意味なんかねーよ」 とか、かっこいいこと言う人もいますが、
名前をつけられている時点で、意味が発生していて、
この世が本当はどうだかは分からないけれど、
意味とつなげてしか、我々は世界を認識できない。
人間社会にいる以上、意味からは逃れられないと、ぼくは思います。

そういう意味で、意味を問うことは、やはり大切。

意味がちゃんとわかれば、問題なんて半分解けたようなものです。




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