パンドラの函(行かなきゃダメ?)

1。行かなくていいんじゃね?
2。それでも学校の必要性
3。独学に必要なサポート


毎日、とても勉強になりますね。
□ 知識や思考力の差が目に見えてわかる
□ 人間の心理、パニックに陥りやすい傾向
□ 気づく人は気づいてしまったことと、長期的な影響

2020年は日本人にとって
「行かなくてもいいんじゃね?」元年になるのかな思っております。


1。行かなくていいんじゃね?
たとえば学校。
いわゆる学校の勉強であれば、自分で学ぶ気持ちがあれば、
本もあるし、YouTubeのようなものもたくさんあります。
自分でいくらでも学べるし、講義中に質問ができて、
誰かが答えられるようなシステムがあれば、むしろ効率が良い。

友達とのおしゃべりも、インターネットでほとんどできる。
文化祭なども、工夫をすればネット上でやった方が盛り上がるかもしれない。
スポーツも、テニスがしたいならテニススクールに行けば良いし、
野球のクラブで専門的な指導を受けられた方が、子どもにとっても良い。

今回のコロナウィルスが、人類にとっての最後の感染病ではありません。
これから先も、このようなことはしばしば起こります。
今回を「前例」として、みんな気軽に学校を休むようになるでしょう。


ぼくは、それで良いんじゃないかなと思います。
特に知識を身につける、トレーニング的な練習問題は、
みんな一斉にやる必要性が元々ない。
(コストを掛けないというメリットはあったけれど)

人間の能力そのものを、もっと伸ばさなければならない。
そのために、今までの仕組みは古すぎると思っています。


2。それでも学校の必要性
一方では、学校はやはり必要と考えます。

学校でしかできないこと。それは、
■ 意味不明に理不尽なことを要求されること
  (そんなことへの耐性もないとまずい)
■ 興味もない、得意でもないことをやらされること
  (好きなことしかやらないのは、いかにも世界が狭い)
■ 身体性を伴う突っつき合い(じゃれあい)ができること
 (身体を通して成立するコミュニケーションは、たぶん思っているより大切)
  これはあくまで「たぶん」ということしか、今は言えませんが、
  例えば、人間っぽい AI ロボットを作ろうとしたら、やはり身体性が課題だと思います。


3。独学に必要なサポート
今も、有料・無料でさまざまな教材が提供されています。
独学に適した環境が整いつつあるからと言って、
みんなが独学できるわけではありません。

独学は、(独学といいつつ)周りのサポートが必要なのです。

□ マネジメント的サポート
  (これをやろうとしている人は多いと思いますが、
   集団でおこなうよりも格段に効率が良いことを前提に、
   マネジメントの在り方も見直すべきだと思います)

□ 心理的サポート
  (優しい笑顔が何よりの心の栄養)

□ 特性あったサポート
  (情報は一般向け、その子の背景(心理、身体、環境・・)込みで考える)

□ 異次元、亜空間のサポート
  (広い視野で遠くを照らすこと)

□ サポートする人をサポートすること
  (楽しい面もあれば、大変な面もあります)


オリンピック開催に向けたアピールのための政策だったかもしれませんが、
自分で考えて行動できる人が増える、大きなきっかけになると良いですね。

このブログの人気の投稿

640時間の夏休みチャレンジ:日常の中の無限の学び

はじめにの読書会(154)『パズルで解く 世界の言語』

『いちばんすきな花』が好きすぎて・・・カルタ作って正月遊ぼう