塾漬け、勉強漬けにするのは、子どもたちを薬漬けにするようなもんだと思うのですが。

20年後の未来のために、新・青山Fプレップスクールです。


春ですね。

球春到来ですね。


イチロー選手の動画を見ました。





この中で、イチロー選手は、過度な肉体改造について

否定的な考えを述べています。

   『全然ダメでしょ、それは』

   『自分の持って生まれたバランスが絶対ある』

   『トラとかライオンは絶対ウェートしないですよ』 (独特(笑))

   『筋肉だけ大きくしても、(中略) だから壊れちゃうんですよ』


(やってみた上で、自分の感覚として気づいたこととして)

↑ これはまたとても大切


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ぼくの、子どもたちに対する教育・指導に関する考え方にも

共通点が多いな、勉強になるなと思ってみていました。



テストをして、結果を数値として分析をして、こことここに弱点がありますね。

だから合格するためには、この授業と、この授業を取ればよいですよ。

これからは、ビッグデータの活用が進むでしょうから、

もっと、この傾向は甚だしくなるでしょう。

□ この情報を、このくらいの頻度で繰り返し頭に入れれば、

   定着率は、80%を超えます



もちろん、単なる精神主義的な指導や、

毎年ただ惰性でやっているだけの指導よりは進歩と言えるでしょうが、

これが本当に、「未来の教育」かと言われると、

ぼくは正直に言って戸惑います。



ブロイラーにえさを与えるように、

目先の数値目標を達成するために、【合理的】なことしかしない。

(数値)目標が達成されたことにしか、喜びが感じられない。



見かけの成績を上げるために、無理やりテクニックだけ教え込んで、

たとえば、東大に入りました。

だから何?


□ 自分の生涯を掛けて挑戦したいことがなくて

□ 「みんなこんなもんだ」と、わかったような顔をして

△ 自分より弱いものを見て、安心を得る

△ 「ルート」から外れることを極度に恐れる



そういう子たちに、ぼくはなって欲しいとは思いません。

また、子どもたちに、「聖人君子」であることは求めるのも、ちょっとおかしい。


テレビなどで情報を仕入れて、「訳知り顔」 の子どもも多いですが、

   『まじ!本当にそうなの?』

   『どうやって確かめるの?』

そういう対話の中から、【ホンモノの】知識を身につけていって欲しいなと、

そのためには、こちらも常に真剣勝負。毎日が初陣です。



本物というのは、何も高価なもの、希少なものとは限らない。

自分の目で見て、体で感じたものを、それを少々疑いつつも、

暫定的に信じておくものなんじゃないかなと、ぼくは思います。



未来を生きる子どもたちに、本当に今何が必要なのか、

ぼくも試行錯誤ではあるのですが。

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