『数学ガール リーマン予想』 (難しい本の読み方)

『数学ガール リーマン予想』 一周目、読了 私にとっては難しい本によく手を出すのは、子どもたちの気持ちを忘れないため。それと、わからないものをどうやってわかるようにするか、その手順を構築する実験のため。 最近の読み方は、こんな感じです。 一周目は、とにかく全体を読み切ることを目標に、読み返したいところには付箋を貼って、先に進みます。なるべく一気に読み通します。結果的に、500ページの本に対して、付箋を500枚以上使うこともあります。(レベルがあっていない、とわかる) 二週目は、ノートにまとめながら、もうわかったところや内容が重複している付箋を剥がしていきます。 ここまでやると、かなり頭に入ります。 この本だとおそらく、1/3ほどになりそう。そういう勘も働いてきます。 人に説明する必要があるときなどは、さらに3周目で、自分なりに編集し直します。 ここまでやると、最初の付箋の1/10ほどになるでしょう。 そこまでやって、まあまあ手応えを持って、手中にしたと言えますが、実際にそこまで手をかける本は、あまりなかったりします。それよりは、別の本を読んでしまいます。 どっちがいいのかは、いつも悩ましく思っています。