紫金山アトラス彗星(前半戦) リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ - 10月 02, 2024 今朝は早起きしてチャレンジしたのですが見られず。晴れていたのですが、大気の透明度は高くなく、見つけることができませんでした。後半戦は、来週から。今度は夕方になるので、毎日子どもたちといっしょに探してみることにします。肉眼で彗星が見られるなんて、めったにないこと(私は見たことない)。一生の思い出になると思います。 彗星はどこに見える? - 【特集】紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) - アストロアーツ www.astroarts.co.jp リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ
「間違ってる」って言わないよ(「先生」にならないための対話) - 7月 10, 2024 「どうして、『どうして?』って聞くの?」 なかなか鋭い質問! よくまあ気がついたもんですな。 そうだよね。「あなたは間違ってる」ってことは、ほとんど言わないよね。言わないようにしているというより、そもそも思わないし、考える癖なんですよ。 だって、「あなたが間違ってる」というためには、「自分は正しい」と思ってなければならないでしょ。だけどね。事実として、人間って間違えるんですよ。勘違いするんですよ。私も、◯◯さんも間違えるし勘違いもする。だから、合意できない時にお互いに「どうしてそう考えるのか?」ということを持ち寄って、確かめることが必要じゃないかと思っているんですよ。 たとえ仮に、2+3という問題で、6と答えた子がいたとしても、 「どうして?」 私は、目の前のたとえば鉛筆を並べてみて、2本の束と3本の束を合わせたら、1、2、3、4、5と、5本になると見えてるよ、と。 自分は間違ってるかもしれない 根拠を示して、人に説明できる お互い合意できることが目標 確証バイアスがかかりまくるネット環境に慣れた人たちがマジョリティになるであろう10年後。「自分は悪くない! だから相手が悪い」と主張する人たちばかりになって、その行き着く先はAIとしか話ができない状態になるのでしょうか。 そんな世界で、広い視野と柔軟な発想と明るい希望を持って、いろんな「小宇宙」の間を飛び回ってもらいたいと思っています。 「精神的自立」と「経済的自立」と「他者との共存」のために。 続きは、こちら >>
はじめにの読書会(200)『世界でもっとも美しい量子物理の物語』 - 5月 23, 2024 *自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *5月は、残り毎日開けております。6月は16はお休み予定です。 次回「はじめにの読書会 200冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 5/24(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『Silent Spring』 https://amzn.to/3QUtyiP 3.『面白い物語の法則』 https://amzn.to/3wgcqx1 4.『指示通りができない人たち』 https://amzn.to/44t4Lb5 5.『世界でもっとも美しい量子物理の物語』 https://amzn.to/3WE8np6 6.『現代知識チートマニュアル』 https://amzn.to/4a6CsAB 7.雑談回 5.『世界でもっとも美しい量子物理の物語』が選ばれています。 コロナ禍でステイホームになったときに、少しでも子どもたちの心を広げようとはじめた、はじめにの読書会。週1で続けて、いつの間にか200回。4年ですね。 区切りの200回にふさわしい本が選ばれたと思います。 未来に生きる人たちは、まずは今までの人類の遺産を受けとりましょう。 <毎週1冊、興味のない世界への新しい扉を開く> はじめにの読書会の本棚 https://booklog.jp/users/tainoue +++ はじめにの読書会は、「はじめに」を一緒に読む、Zoom読書会です(準備不要・手ぶらでOK)。見知らぬ世界との出会いの場です。本の準備は要りませんが、興味を持ったら買ってください。 □ 英語、言葉 『Harry Potter sorcerer's stone』 『FACTFULNESS』 『英語で考える力』 『ふだん使いの言語学』 『ピダハン』 『見えないスポーツ図鑑』 『博士と狂人』 『言語が消滅する前に』 『ヒトの言葉 機械の言葉』 『芭蕉の風雅』 『言語学バーリ・トゥード』 『類似と思考』 『すごい神話』 『情報の歴史』 『悪の対話術』 『脚本の科学』 『日本の助数詞に親しむ』 『タコの心身問題』 『国語辞典を食べ歩く』 『ムラブリ』 『パズルで解く 世界の言語』 『芭蕉の風雅』 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 『会話の科学』 『 続きは、こちら >>
『父が子に語る科学の話』夏休みに親子で科学対話を楽しもう:未来を生き抜くための大切な時間 - 8月 12, 2024 夏休みにお子さんと、科学対話はいかがでしょうか。 学校や進学塾では学べない「科学的態度」を身につけるために、私もまた、対話が非常に有効だと考えています。 教条主義的な、「偉い人が言ったことを覚える」式の勉強では、科学的態度は育ちません。耳から聞いたことを信じて覚える態度は、過去には有効だったと思われますが、変化の激しい・正解のない現代をどうやって生きていくのか、心配になってしまいます。 人類は、科学を手にしました。科学の時代は、目で見たものを信じる時代と言ってよいと思います。偉い人が言ったことをありがたく覚えるのではなく、自分が直接見たもの・考えたことを(ある程度は)信じてよい。それをより確かにするのが、他者からの目と対話です。自分が見たものは本当に正しいのか? それを基にした推論に穴はないか? 一人では到達しにくい客観性を、対話がもたらしてくれます。対話が成立するためには、間違っても殺されない、社会的に抹殺されないという条件が必要になりますが、これも人類社会の発展に大きく寄与しました。 公式や解き方を覚え込ませる教え方は、範囲とルールが決まっている(しかも古い価値観をベースにした)競技(テスト)においては結果を出すことができるでしょうが、そのアプローチが社会では通用しないだけでなく、その「成功体験」が、子どもたちの可能性を狭めてしまう可能性を、私は避けたいと考えています。 「実際にやってみたら、確かにそうなる」 理科だけでなく、算数においても、「誰かが言ったから」を根拠にするのではなく、簡単には覆しようのない厳然たる事実を目の前に提示する。事実を根拠として推論を深める態度が「科学的態度」であり、目の前の事実に対しては、大人も子どもも、親も先生も、みんな平等なのです。そんな空気づくりを、私はとても大切にしています。 さらに未来のことを考えると、もう少し厄介で。。。事実が真実とは限らない。「目に見える者が真実とは限らない」という困った事態に私たちは直面しています。 最先端の科学はもはや、目に見えない領域を扱っているばかりか、高度に複雑化した社会は、1つ1つの事象の積み重ねでは想像もできない動きを見せることが明らかになっています。目の前の事実は事実として揺るぎないものの、それが真実とは掛け離れている可能性が実際に十分にありえるのです。 そんな時代を生きていく子どもたちに 続きは、こちら >>