生きてれば大変なこともあるかもしれないけれど、なんとか力強く生きていって欲しい。そのための、盾と剣と仲間と仰ぎ見る星と。
20年後の未来のための、他にないけど当たり前の学びの方法と見方を提供する 新・碧山Fプレップスクールです。
11年が経とうとしています。
何の経験も算段も後ろ盾もないところからのスタートでした。諸先輩方に相談しても、「何それ?」、「人来るの?」、「お金の匂いがしない」など。金融機関や経営コンサルタントからも「あり得ないでしょ」と。
まあ、自分の生活のことや、お金のことなど考えずに、残り人生でぼくが未来の社会のために何ができるか、と考えて始めたことなので、前述のご指摘はごもっともです。
『生きてれば大変なこともあるかもしれないけれど、何とか力強く生きていって欲しい』
そういう人たちが、新しい世の中を作っていってくれたらと、今でもほとんどそれだけを思っています。
一般に「教育」というと、聞こえが良いのか、簡単そうに思えるのか、やってみようとしたり、実際に始めたりした人は知人の中にもいますが、結局始められなかったり、始めたけれどすぐにやめてしまったり。そんな中で、ぼくは大変ラッキーだったのだなと思います。
『生きてれば大変なこともあるかもしれないけれど、何とか力強く生きていって欲しい』
11年が経とうとしています。
何の経験も算段も後ろ盾もないところからのスタートでした。諸先輩方に相談しても、「何それ?」、「人来るの?」、「お金の匂いがしない」など。金融機関や経営コンサルタントからも「あり得ないでしょ」と。
まあ、自分の生活のことや、お金のことなど考えずに、残り人生でぼくが未来の社会のために何ができるか、と考えて始めたことなので、前述のご指摘はごもっともです。
『生きてれば大変なこともあるかもしれないけれど、何とか力強く生きていって欲しい』
そういう人たちが、新しい世の中を作っていってくれたらと、今でもほとんどそれだけを思っています。
一般に「教育」というと、聞こえが良いのか、簡単そうに思えるのか、やってみようとしたり、実際に始めたりした人は知人の中にもいますが、結局始められなかったり、始めたけれどすぐにやめてしまったり。そんな中で、ぼくは大変ラッキーだったのだなと思います。
『生きてれば大変なこともあるかもしれないけれど、何とか力強く生きていって欲しい』
そのために今、何が必要なのか。(もしくは、何は実は不要なのか)
これだけ多様な社会の中で、画一的に指し示すことなどできないと、少なくともぼくにはできないと思っています。だから、一人一人に、そっと手渡すように。そしてそのためにぼく自身が毎日悩みながら準備をし、授業をし、その結果を振り返り、まとめをしています。
ところで、ではいったいぼくは子どもたちに何を手渡しているんだろう。
現時点のぼくが意識しているのは、【盾】【剣】【仲間】【仰ぎ見る星】です。
□ 盾
「攻撃は最大の防御」なんて言ったりもしますが、
ぼくは、しっかり守ることは基本であると考えています。
今の時代、これからの子どもたちにとって、何が盾となるのでしょうか。
・ 正しく読んで聞いて、
・ 論理的に考え、自分の意見を述べる
・ 未だに「学歴」というものも通用する場面もある
(これはでも、まあ簡単な部類)
□ 剣
でも、盾だけではダメなんですね。足りないんですね。
強みを活かす、長所を伸ばす、誰もやったことがないことにチャレンジする。
それは「学校の勉強」の範囲内でも良いし、そうでなくてもいいのですが、
一人一人の長所と可能性を見いだして伸ばしていくことは、
本当に難しいことだと日々痛感しています。
□ 仲間
それでも、まだ弱いんです。
人は一人では生きていけない。仲間がいた方が良い。
ただし、今までの仲間の作り方は「同類」を集めることであったと思うのです。
ぼくが心がけているのは、「異類」の組み合わせを考えること。
そして子どもたち自身に考えてもらえるようになること。
「友達」じゃなくて良いんです。(それは個々人が勝手にやれば良い)
友達じゃないんだけど、仲間なんだよ。
年齢、性別、住んでいる場所、文化、価値観・・・が異なる人たちと集まる機会については、まだまだできていないところがあるので、これからの重点課題です。
□ 仰ぎ見る星
そして、それでもまだ十分ではないと考えています。
これだけだと、思い上がった人間を増やすだけになってしまいかねません。
自分の限界の、さらに先に、もっともっと世界が広がっていること。
宇宙の神秘、大自然の偉大さ、思考の限界までたどり着こうとした過去の偉人たち、、、
それらを通じて、広い視野と高い志を持った、
ぼくから見ると、異次元に優秀な人たちとなって未来を切り開いていって欲しい。
これはぼくの願いです。
この春も、数名の子どもたちが巣立っていきました。
期待していますよ!