学ぶ練習、間違う練習、興味を持つ練習、好きになる練習
桜が咲いて、入学式・新学期の季節ですね。 そして、「ただ時が過ぎた」だけではないですよね。 この春休みだけを見ていても、 ・ 割り算の意味がちゃんとわかった子 ・ 逆像法がわかった子 ・ 三単現のsがわかった子 ・ 古文を好きになった子 ・ 星に興味を持った子 ・ 関税に興味を持った子 ・ 「わかる」ことが、前より少し解像度高くわかった子 ・ 新生活にワクワクしている子 とはいえ、人の成長(変化)というのはなかなか一直線に進むものではありません。行きつ戻りつを繰り返し、後から振り返れば「あれが、きっかけだったな」と思えるもの。人間の脳の仕組みは、まだまだわからないことだらけで、だからおもしろい。 「褒めれば伸びる」「好きなことをやればいい」「人間には無限の可能性がある」「ありのままでいいよ」「夢を持て」「気合いだ、根性だ」という人はたくさんいますが、それぞれ間違っているわけではありませんが、かなり雑。どんなタイミングで、どんな刺激があると変化を生み出せるのか。そもそもバタフライ・エフェクトは、狙って起こせるものなのか?ゴルフと飯と金にしか興味がない人たちにはちょっとわからないかもしれない人間の神秘。「晴れの舞台」にちょっと顔を出すだけではごくごく表面しか触れられません(それでも「感動」ですが)。 一人ひとり、膨大な時間と数えきれないトライ&エラー。すべてに意味はあって、確実に変化していますよ。 諸行無常。 自分だけが変わらないなんてありえないわけで、上手に変化を受け入れて、自分も変わっていくことを、何より楽しんで。 新しい春は、一人ひとり、あなたたちの春です。