作文が嫌いですか?
その先へ! 20年後の未来のために、新・青山Fプレップスクールです。    突然ですが、作文は好きですか?     学校は何故か異常に、作文(感想文)好きですよね。      □ 本を読んだら読書感想文      □ 遠足に行ったら感想文      □ なんかあったら感想文   それ以外にも、ぼくの小学校は3年生からだったか、   4年間、毎日(365x4+1)   日記を書かなければなりませんでした。   これがもう、苦痛で苦痛で(笑)。     作文は、(ある程度)作り話。   感想文は、単なる個人の感想。   もちろん、できないよりもできたほうがいいです。   この人の話は面白い!と思われた方が、何かと人生得すると思います。    でも、そうであるならば、作文という形(文章)にする必要はなく、   学校では、みんなで発表しあえばいいと思うのです。   その方がよほど、トレーニングになるのではないか。   一学級の人数が少なくなっている今、できるんじゃないかと思うのです。     一方、文章を書く練習ももちろん必要です。   しかしそれは、「感想」でもなければ、「作文」でもないものが、   多くの(ほとんどの)人たちにとって必要なのではないでしょうか。   □ 事実を事実として述べる   □ 自分の意見を述べる   □ 事実と意見を、混同させずに、簡潔に、論理的に記述する    そのために、議事録や取材、インタビュー記事、小論文。。。   こういった文章の練習は、大いに不足していると思います。     今、『コミュニケーションスキル』、『プレゼンスキル』というものが、もてはやされています。   そのための、学校、塾、セミナー、教材、書籍など、多数巷にあふれています。   それはそれで、無いよりはあった方がいい。   しかし一方で、「うまいこと言ったもん勝ち」みたいな風潮を生みかねないと危惧しています。   中身は大事じゃなくて、表現さえ見栄えがするものであればいい。   それはある意味、人間の(悲しい)本質をついていることではあるのですが、   一方では、表現よりも中身が重要だね、と考えるのもまた、人間であると私は思います。     そんなことを思ったのは、最近、適度に抑制のきいたいい文章だな、   と思う本を読んだからです。   『...