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いつでもどこでも、学びは友だち(新パターン)

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コロナの前からオンラインも対応していたので、 神奈川・静岡、アメリカ・インド・ニュージーランド・フランス・カナダ・スペイン在住の生徒さんもいます。 今年の夏は、私の方が病院からリモート授業をするという荒技。 どこからでもできるんだなーと、改めて実感しました。 最近、さらに新種 (!?) が発見されました。 修学旅行先からの、数学の問題演習!! 「毎日、その日の数学の授業のことを夜に思い出そう」という目的で、短いメールのやりとりをしている子がいます。 先日、その子が修学旅行に行くというのでお休みーーーと思っていたら、夜にメールが! 「質問があります!(指数関数)」 あらあら・・・友達から変に思われてない? 友達もちょっとふざけて参加してくれているみたいで、それならいいけど。 修学旅行の夜に数学やるとか、逆におもしろい!となったそうです。 もう変なテンションだけど、結局友達といれば何をしてても楽しいんだね。 そのふざけている様子が先生に見つかって、先生もドン引き。 「何やってるんですか!」 まあ、良い思い出になったようで何より。テストもがんばってくれ。 その友達も、がんばってくれ。 そして、50年後の同窓会のときにでも、思い出してください。

久しぶりの病院

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大きな病院は、大きなシステムの一部になる作業 こういうのは、本当は向いてるなーと今日も感じながら、帰っています 今からは、小さな個人の世界 ちょっとした仕草、間、姿勢の変化、 そんなことを気にしながら、 いずれ大きなシステムの中で暮らすことなんて想像だにしていない人たちに それとなく、準備をしておいてもらうお仕事です

『数学ガール リーマン予想』 (難しい本の読み方)

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 『数学ガール リーマン予想』 一周目、読了 私にとっては難しい本によく手を出すのは、子どもたちの気持ちを忘れないため。それと、わからないものをどうやってわかるようにするか、その手順を構築する実験のため。 最近の読み方は、こんな感じです。 一周目は、とにかく全体を読み切ることを目標に、読み返したいところには付箋を貼って、先に進みます。なるべく一気に読み通します。結果的に、500ページの本に対して、付箋を500枚以上使うこともあります。(レベルがあっていない、とわかる) 二週目は、ノートにまとめながら、もうわかったところや内容が重複している付箋を剥がしていきます。 ここまでやると、かなり頭に入ります。 この本だとおそらく、1/3ほどになりそう。そういう勘も働いてきます。 人に説明する必要があるときなどは、さらに3周目で、自分なりに編集し直します。 ここまでやると、最初の付箋の1/10ほどになるでしょう。 そこまでやって、まあまあ手応えを持って、手中にしたと言えますが、実際にそこまで手をかける本は、あまりなかったりします。それよりは、別の本を読んでしまいます。 どっちがいいのかは、いつも悩ましく思っています。

はじめての墓参り(雑記))

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 はじめての墓参り。 本当は3か月前だったはずの、父の墓参り。 思わぬ入院で遅くなってしまいました。 五重塔が見当たらず、努力論。 努力もしないし、本も読まないイメージですが、たまたまこれを手にしたということは、読んでみみろ、と言われた気もします。

スーパードクターへの道

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いよいよ明日退院ということになり、まあひと段落ついたのでしょうか。 退院にあたり、担当の医師にお願いして、これまでの経緯、今の状況、今後の推移や気をつけること、今まで行った検査の結果などを詳しく教えていただきました。(こういうことはあまり無いそうですが) 先生が忙しいのはわかっているのですが、患者が詳しく言ってもよくわからない/あまり知りたくない人ではなく、自分の病気をちゃんと理解したい場合もありますので、その練習というか、そういう患者として、お願いしました。検査のデータもいただきました。(残念ながら全部ではありませんでしたが) もう一つお願いとして、私の足の状態を、よくご覧になったらいかがですか? いくらでもこねくり回していただいて結構です。 まだ若い⚪︎⚪︎先生が現時点でスーパードクターかというとそうではないと正直思うのですが、将来そのようになって欲しいと、私は思っています。 だからこそ、なるべく私の症状の推移、観察したこと、足の微妙な感覚のこと、などを詳しくお伝えしてきましたし、いろいろな検査も受けました。 検査結果の数値を見て、薬の調整をするのが現代の医療なのかもしれませんが、将来スーパードクターになる⚪︎⚪︎先生には、もっと患者を見て、患者の話を聞いて欲しいと願っています。 AIよりも優れた、人間としてのスーパードクターは、地道な患者とのやり取りを膨大に積み重ねた先にあるのではないかと、私は思っています。 ------------------- 子育てや教育も同様で、 テストの結果などの数値だけを見てアドバイスすることもできますが、 私は、子ども一人ひとりの声を聞いて、顔を見て、仕草を感じて、想像力を働かせて、指導方針を決め、しかしその後方針に拘らずに、その子の、その時に、一番良いアドバイスを、と考えています。 もうそれは、悩んで考えて、何か思いついては考えて、また悩んで… ------------------- ずいぶん昔のことになってしまいましたが、お互いに散々酔っ払って、人生の大先輩と仕事について話していた時のことです。 「特別な仕事をする人とそうでない人との違いは、 確証のない、まったく徒労に終わるかもしれないこと、ただし自分には何か感じるものがあることに、100%自信を持って時間を掛けられるか? 井上さん(何故かその人はいつも敬語で接してくれてい...

アプリいろいろ

⚪︎ 漢字クイズ 漢字クイズの他にもいくつかのパズル 頭の体操的なものは、意外といいです ⚪︎ 漢字でgo タイトル想像できるように、ゲームとして頑張っていて、 盛り上がります。 ほどほどに(勉強としては) ⚪︎ 漢検トレーニング 8級くらいからやってほしいです ⚪︎ peak 脳トレアプリ 楽しいですが、有料なのと、 効果は?となると、ゲームが得意になって終わる人多し ⚪︎ ビノバ算数 1年生から復習したいです ⚪︎ キューブ 知育系 こういうのも、意外といいです ⚪︎ 漢字ナンクロ 漢字を使ったさまざまなパズル ちょっと今時点では難しいかも ⚪︎ トドさんすう アプリとしての作り込みができている ⚪︎ ひよこ暗算 単純だけと、いいです

普通の子、扱いやすい子を特に支援している理由(ゴネ得文化は活力を奪う)

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  青山プレップスクールには、年齢も性別も、成績も、将来の目標やそのために学歴をどう考えるかも、ご家庭の経済事情等も、 本当にさまざまな子がいます。 青山プレップスクールは多様性の極致? 青山プレップスクールは特定の主義主張の押し付けはしません。みんなそれぞれに、こちらの方が合わせるスタイルで進めています。(単純に、合わせてもらうより、合わせた方が早いし、安いし、うまくいくから) だけど少し気になる「扱いやすい子」 しかし、私も少し肩を持ちたくなる子というのは、正直に申し上げれば、います。 それは、学校や家でも 普通の子、扱いやすい子、手のかからない子 (以下、「扱いやすい子」と呼びます) と思われているであろう子たちです。 もちろんもちろん、違いますよ! 私が楽したいわけではないですよ! 軽んじられる「扱いやすい子」 そうではなくて、学校などの集団の中では 「扱いやすい子」は軽んじられる傾向があるからです。 先生たちの注意は、ものすごく手の掛かる困った子に向かいます。その次には、話のおもしろい賢い子たち。残念ながら、「扱いやすい子」は文句も言わずにそれなりにちゃんと動くので、特に手を掛けなくて大丈夫と思われてしまいがちなのです。 でも、本当は一人ひとり、思っていることはあるし、考えは違うし、意外な面もたくさん持っています。だけど普段は出さないだけ、出してないだけ。多少のことは我慢して。 組織運営の鍵を握る「扱いやすい子」 私は、組織や集団において、この「扱いやすい子」の振る舞いが重要だと思っています。 主張の強い、いわゆるヒーロータイプは目立ちますし、憧れの対象になりやすいです。しかし、全員がヒーローでは組織は機能しません。着実に物事を進める人たちが必要です。「扱いやすい子」は、そういうことは得意です。目立ちませんが。 もし組織がいわゆるヒーローだけを評価したり、または一部のクレーマー的に不満をぶちまける人に掛かり切りになってしまうと、「扱いやすい子」は離れて行ってしまいます。 学校のクラス運営などはやったことがありませんが、この「扱いやすい子」たちを、ふわっと包み込んで動きやすくしてあげると、クラス全体の雰囲気は良くなるだろうなと想像します。 「扱いやすい子」に戦える武器を 話がすっかり逸れてしまいました。私が実際にどのような支援をしているのか。 端的に...