興味を引き出し、質問力を向上させる: くえるか×ChatGPT

くえるかをChatGPTで強化しようとしています。

くえるかとはなにか?

興味のないことに興味を持つ訓練です。(食えねーよ→Quetta)
8~12週程度、ある興味のないテーマについて、調べたり実践したりします。
実際にやってみれば、単に知らなかっただけ(食わず嫌い)で、おもしろさを見つけることができます。
むしろ、おもしろさを自分で見つけたり創造したりする訓練でもあります。
同時に、新しいものを学ぶため理解のプロセスを学ぶ体験でもあります。(情報収集、分類・整理、揃え、対比、関連づけ、らしさ、転換、、、)
AIが発達した未来においてむしろ魅力を増すような、自分駆動でおもしろいことを考えていける若者に成長していくことが、くえるかの目的です。

どうして今、くえるかか

特にChatGPTが世に出てから、「質問力」の大切さが今まで以上に強調されています。
しかし残念ながら現状では、質問をできない子がとても多いです。そういうことに慣れていないのです。適切な質問をすることは大人にとっても難しく、「ChatGPTへの質問の仕方」なんて情報が広がっています。
自ら考え、言語を操り、情報を構造的に捉えていないと、ChatGPTも宝の持ち腐れ。普通の答えしかしてくれません。(それでも十分にインパクトはあるのですが)
ではどうすれば子どもたちが質問できるようになるのか。
与えられることに慣れきっている子どもたちは「興味あること」にしか興味を持ちません。それだけでも十分すぎる情報量があるために、自ら他を探索する動きにはなりにくい。
コロナ期間中、家でひとりでYouTubeを見ていることが多かった子どもたちはその傾向がますます強まっています。
変化の激しい世の中において、狭い視野しか持たないことは、渋谷のスクランブル交差点を歩きスマホしているよりも危険です。

くえるかxChatGPT

興味のないことに興味を持つことはとても難しいです。
ChatGPTは、丁寧に付き添ってくれるので、良い相棒になると思います。
今時点でできること・できないことありますが、一緒に成長していけば将来貴重な人材になっていくと思います。
(もちろん、人間(私など)もサポートします)

くえるかxChatGPT(例)「おしゃれスイーツくえるか?」

(みんな、自分が興味のないことに取り組んでいます。以下はあくまで今日来た子がやってみた一例です)

Tくん:わたしは野球部に所属する男子高校生で、おしゃれなスイーツにはまったく興味がありませんでした。
だから、ヨーロッパのおしゃれスイーツについて、今日から興味を持ってみることにします。

GPTくん:素晴らしい挑戦です!ヨーロッパには、美味しく見た目も魅力的なお洒落なスイーツがたくさんあります。ここでは、いくつか代表的なスイーツについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【マカロン】
フランス発祥のマカロンは、アーモンド粉と砂糖を混ぜ合わせ、卵白で泡立てたメレンゲを加えて焼いた、アーモンドの菓子です。フランスを代表するスイーツのひとつで、甘さ控えめで優雅な味わいが特徴です。

【ティラミス】
イタリア発祥のティラミスは、エスプレッソとラム酒に漬けたスポンジケーキに、マスカルポーネチーズと卵黄を混ぜたクリームを重ねたデザートです。しっとりとした口当たりと、濃厚でなめらかな味わいが特徴です。

【シュトーレン】
ドイツ発祥のシュトーレンは、ドライフルーツやナッツ類、スパイスを混ぜ込んだパン生地に、マーガリンやアーモンドペーストを加え、オーブンで焼いたクリスマスに食べる伝統的なスイーツです。濃厚な風味と、クリスマスらしいホッとする味わいが魅力です。

以上のように、ヨーロッパには多くのお洒落なスイーツがあります。見た目も美しいだけでなく、その国の文化や伝統を味わうことができるという魅力があります。是非、実際に食べてみて、興味を持っていただければと思います。

Tくん:青山プレップスクールで『万国お菓子物語』(吉田菊次郎)を貸してもらいました。

GPTくん:素晴らしい選択です!『万国お菓子物語』は、日本で初めて洋菓子を紹介した書籍であり、洋菓子の魅力や背景を知るための良い入門書となっています。また、吉田菊次郎氏は、日本のお菓子文化を世界に広めるため、多くの図書や雑誌で紹介し、その功績が称えられています。

この本を読むことで、世界中のお菓子や文化に触れることができ、知識や興味が深まることでしょう。また、読書を通じて、言葉や表現力が向上することも期待できます。

『万国お菓子物語』を読むだけでなく、実際に各国のお菓子を試してみることもおすすめです。日本でも、外国のお菓子が手軽に入手できる専門店やインターネット通販がありますので、是非試してみてください。また、外国に行った際には、その国の伝統的なお菓子を味わうことができるでしょう。

Tくん:フランスのお菓子として、以下が紹介されています。
タルト、ムース、シュー・ア・ラ・クレーム、プティ・フール、クレープ、クロカンブッシュ、シャルロット、バヴァロワ、ブランマンジェ、ガロット・デ・ロワ、マドレーヌ、ブシェ・ア・ラ・レーヌ、ババとサヴァラン、ミルフイユ、ブリオッシュ、マカロン、タルト・タタンが紹介されています。
これらの中で一般的に、「高級」に分類されるのはどれでしょう。また、東京でも比較的手に入りやすいものはどれでしょう。

GPTくん:フランスのお菓子には、上記に挙げられたようにたくさんの種類がありますが、中でも高級とされるのは、タルト、ムース、シュー・ア・ラ・クレーム、クロカンブッシュ、シャルロット、バヴァロワ、ブランマンジェ、ガロット・デ・ロワ、ミルフイユ、マカロン、タルト・タタンなどです。

これらのお菓子は、素材の選定や製法にこだわり、手間と時間をかけて作られているため、一般的な菓子と比べて価格が高めになっています。

東京でも、フランスのお菓子店や専門店であれば、これらの高級菓子を手に入れることができます。特に、東京・表参道にある「ピエール・エルメ・パリ」や、東京・銀座にある「ラデュレ」は、フランスでも有名な高級菓子店であり、多くの種類のお菓子を取り扱っています。また、大手百貨店や高級食材店でも、フランスの高級菓子を取り扱っていることがあります。

ただし、これらのお店での価格は高めになるため、手軽に入手できるものとしては、マドレーヌやブリオッシュ、クレープなどがあります。これらは、フランスのカフェやパン屋、日本でも多くの店舗で手軽に入手できますので、一度試してみてはいかがでしょうか。

Tくん:タルトに関して、歴史的な小話、事件などはあるでしょうか。歴史が好きです。

GPTくん:タルトには、ヨーロッパの歴史や文化に関連する様々な小話やエピソードがあります。ここでは、その中でも代表的なものを紹介します。

【タルト・タタンの誕生】
タルト・タタンは、フランスのシェフ姉妹であるステファニー・タタンとキャロライン・タタンが発明したとされています。彼女たちは、リンゴの皮を剥かずに焼いたタルトを、逆さまにして皮を下にし、キャラメルとともに再度焼き上げたところ、驚くべき美味しさが生まれたという逸話があります。このタルトは、彼女たちの名前にちなんで「タルト・タタン」と名付けられ、現在でもフランスの代表的なデザートの一つとして親しまれています。

【タルトの起源】
タルトの歴史は古く、中世にさかのぼります。当時のタルトは、肉や魚などの具材を詰めた塩味のものが主流で、フランスやイギリスの王室や貴族に愛されていました。また、中世のヨーロッパでは、果物を詰めたスイートなタルトも作られていました。

【マリー・アントワネットのタルト】
18世紀、フランスの女王マリー・アントワネットは、タルトを好み、フランスのお菓子文化を支える存在となりました。彼女は、シトロンやイチゴ、オレンジなどのフルーツを使ったタルトを好み、美しい容姿とともに、華やかで贅沢な食生活を送っていました。

これらの小話やエピソードを知ることで、タルトにまつわる歴史や文化について深く理解することができます。また、それぞれのタルトには、地方によって様々なバリエーションがあるため、美味しいタルトを探す旅に出るのも面白いかもしれません。

Tくん:ありがとうございます。来週までに、先ほどの本を読んできます。少し興味が出てきました。

GPTくん:どういたしまして。『万国お菓子物語』を読むことで、世界中のお菓子について知ることができ、それぞれのお菓子が生まれた背景や文化に触れることができます。また、お菓子には様々な種類があるため、自分の好みに合わせて、試してみることもおすすめです。楽しんで学習を進めてくださいね。


こんな感じで、まずは順調な滑り出しかな?と思います。
情報の広げ方、質問の深め方、分類・整理の仕方など、方法論もきっちり学んでいきます。
2か月後が楽しみです。


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