好きなことをやりなさい vs 好きなようにやりなさい

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

最近、よく思うこと。

「もの・こと」 なのか、「方法」なのか。

基本的に、塾で教えることは、「方法」です。

・ 「特定の問題の解法」であったり、

・ 「家庭学習の習慣化のための方法」であったり、

・ 「時間の使い方」であったり

だけど、一番大切にしているのは、

『対象が何か?何を問われているのか?何を期待されているのか?

それがわかれば、解法などは、いくらでも後からついてくる』

という経験です。


「もの・こと」に関しては、その”本質”は、1つしかない

(これも、ちゃんと考えれば微妙なのですが)

それに対して、

「方法」は無限にある

ということです。


だから、頭の使い方も異なります。


「もの・こと」を考えるためには、「なぜ」を繰り返して、より深く理解すること

「方法」を考えるためには、幅広い視野で、漏れなく重複なく探すこと、それらを最適に組み合わせること

が必要になります。





ここまで書くと、

じゃあ、「好きなことをやりなさい」の方がいいという結論になる

かというと、そうでもなさそうである。。。




A: 『好きなことをやる』ときには、その「方法」に目が向くのではないでしょうか。

だって、そのことについては、好きなわけだから、もうわかっていると思っている。

もちろん、その活動を通して、「本質」に気づいていくことは必要です。


B: 『好きにやる』ときには、当然ながら、その方法に自由度があるため、

やはり、その「方法」に目が向く。

だけど、小手先の方法で対応しきれなくなった時に、

「いったいこれは何なんだ?」

その活動を通じて、ぼく自身、今まで見えていなかった世界を

見ることができたような気がして、

そんな中で、1つ1つ自分の可能性を広げてこられたのではないかと思っています。



『好きなことを、好きなようにやる』

これは、理想的なようですが、自分の中でモードを切り替えられないうちは、

大学生なんかでも、結構難しいようです。

就職活動なんか、まさにそうですよね。

「型」を外に求めてる。


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