幻の楽器 ヴィオラ・アルタ物語 よかった!

『幻の楽器 ヴィオラ・アルタ物語』 平野真敏(集英社新書ノンフィクション(2013年))



音楽や楽器に興味のない私ですが、興味がないから読んでみました。

文章がとても視覚的で、謎解きのスリルがあり、意外な発見ありと、心地よい読書体験でした。

著者のヴィオラ・アルタに対する愛の物語。これを高校生らにも伝えたいのですが、

「まあ読んでみ!」だけではなかなか読んでくれないのが現実。


謎の楽器との偶然の出逢い、徐々に明らかになる秘密、しかし行き詰る、

自分の過去との再会、思いがけない新しい友人、ワーグナーらが愛した音の再現、、、


「興味のないことを楽しんでみよう!」というのが、最近やっている「くえるか!」の精神です。

自分から楽しむ姿勢で取り組めば、興味ないことも楽しくなってくる。

楽しむ技を持っていると、人生何でも楽しめる。

「不正解」や「失敗」に脅えてばかりでは楽しめないですよね。


この本に出合うきっかけになった

#ゆる音楽学らじお には本当に感謝です!


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