天才にはなれない、秀才にはなりたくない、そんな子は目指してほしい結才(ゆいさい)

どうして勉強なんてするんだろうね。

天才になるため?
天才なら、すでに才能があふれ出してる。運もある。
でも、近くの人にとっては奇人変人だよね。ものすごい努力もしていて、才能に人生を捧げている。
なろうと思ってなれるものではなく、気がついたらそうなっているものでは?

秀才になるため?
秀才ならば、今の教育システムの中でたいてい誰でもなれる。
だけど、秀才って冷たいイメージがない?場合によっては計算高いというか、利己的というか。
「正解」を求めすぎた世界に順応しすぎると、「自分が正しい」という考えに陥りがち。意見が対立した場合、「自分が正しい=相手が間違っている」。この発想はちょっと限界を迎えているのです。


天才でなく、秀才にもなりたくない人はどうするんだろうね?
(私がそうなわけですが)

私は、自身のことを(そして人間一般にも当てはまると思いますが)これまで出会ったたくさん人や知識の「結び目」なのだろうと思っています。そして、知識と知識や、人と知識、人と人を、つなぐことができたら最高に幸せだなと思ってがんばっています。

★ 人と人: 私がいなかったらあり得なかった出逢い、プロジェクト、ビジネス
★ 人と知識: あの人がこの知識に触れたらどんな化学変化を起こすだろう!
★ 知識と知識: このアイディアとあの技術を組み合わせたら? 発明、創造系の全般


結ぶ才能、結才(ゆいさい)を磨こうと、今でもがんばっています。
そのためには、
□ たくさんの知識や人のつながりがあった方がいい
□ 物事をすっきりと理解する方法論を身につけておいた方がいい
□ 知らない人に、知らないものを紹介する、表現力も磨いた方がいい

そうすることで、自分と違う人のことも理解できるようになるし、
それが広がれば、世界はもっと平和になれると思っています。

そして、結才ならば、誰でも意識すれば持つことは出来るし、
どんな人でも、みんな持っている知識や人脈は違うわけだから、
唯一の存在であり、唯一のつながりを作り出せる。

たくさんのことを知るために、そしてそれらを結んでいくことで、
世界がよりよくなるように、勉強しているのだと、私は思っています。


==小学生から大学生・社会人の方にも、はじめてもらっています
興味を広げ、そのことを楽しみながら、頭を自在に動かす練習(くえるかプロジェクト(仮称))

私が、うちの生徒さんみんなに願っていることは
□ 量に頼らずに、なるべく上手な学び方をしよう
□ 習慣化をうまく利用しよう
□ 知識を広げることは、創造力を豊かにし、その人を個性的にするよ

情報が爆発的に増え、複雑さが増し、変化が激しく、関係する人や物が増えている現在、新しい学び方を身につけて、時代になった若者に成長していこうね!
(それは、個性を失うものではなく、むしろ個性的になること)

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