「人はなぜ働くのか?」という小話を読んで思ったこと

20年後の未来のために、新・青山Fプレップスクールです。


インターネットに疎いぼくが読んだくらいなのでから、

相当、流布しているだろうと思われるお話。

http://tabi-labo.com/34610/mexicofisherman/



「人生を楽しもうぜ!」という趣旨のサイトであり、
何もかも、ハーバード流、MBA流がいいと思っているわけでもありません。

また、他人が言うことに対して、自分の考えと違うから、、、いちゃもんをつける
というつもりも、一切ないのですが、
(したがって、ご批判もあると思いますが)
この記事を読んで、ぼくが感じたことは、
ぼくが何を恐れ、何を目指しているのかといったことに繋がっていると思いまして。



お話自体は、
   田舎でのんびり暮らしていた漁師に、バーバードでMBAを取得した
   エリートサラリーマンが、ビジネスの提案をする。
   ビジネスを大きくして、結果、田舎でのんびりした生活が得られるよ、と。
   (なんだよ、今既にその暮らしは、手に入れているじゃないか!)



このお話を読んでぼくは、いい話だなと思いました。
そして、もしこの漁師が、そのビジネスをやってくれたらいいなと思いました。
× その方が、より安定的に、その暮らしを継続できる可能性が高いから?
いいえ、違います。


ぼくが気に入った点は、次の3点です。

1. 自分は変わらないこと

2. 自分のできることから始めていること

3. その過程において、たくさんの人がより良い暮らしを得られるであろうこと


全員がそうあるべき!なんてことも思いません。

でも、100人に1人でも、そしてその人の人生の、1/10でも、
そんな風に生きられたら、素敵だなと、ぼくは思います。


自分の夢のために頑張れる人もいるでしょう。
それは、素晴らしいことだと思います。
しかし自分に夢がなくても、誰かのために頑張ることができる、
それは、生き物ならでは、人間ならでは、ではないかと思うのです。


何のために勉強するのか?


もし、少し能力があって、そして大きな運があれば、
(自分自身は変わらなくても)、周囲の人を幸せにできる。
それも1つの夢として、ありなんじゃないかなと思うのです。


ぼくなんて、ちょっとしたことで幸せも感じられる、
まあ、安上がりな人間です。
でも、そんな人間を頼りにしてくれる生徒さんもいて、
少しでも幸せの糸をつなげていけたらと思っています。


受験に合格したら、みんなから褒めてもらえるでしょう。
だからぼくからは、大して褒めません。
それよりも、『その先』 を考えてください、と。


もちろん、今までできなかったことができるようになった!
などというときは褒めるのですが、
合格くらいは、もう言われなくてもわかっているから(笑)。

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