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5月, 2012の投稿を表示しています

勉強は、立身出世のため!  なの?

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 勉強は、立身出世のための道具なのでしょうか。 確かにそのように見える場合があります。 でもそれは、あくまで結果としてであって、 何かもっと大切なものがあるのではないかと ぼくは考えてしまいます。

(授業風景) 高校生と『IQ84』

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 授業内容は、本当にみなさんそれぞれ。 *特徴的なものの方が、紹介しやすいので、 *授業風景は、変わったものが多いですが、 *いわゆる普通の授業もやっています ====================== ぼくは、常々学校の英語の教え方には、不満があります。 誰しもが不満を感じていることですが、 学校の英語が出来るようになっても、実際使えない。。。 とはいえ、定期テストや入試がありますので、 それを意識した勉強というのは、ある一定以上はせざるを得ないと諦めてはいますが。 ====================== ただ、内容がすべて悪いわけではなく、 また、昔に比べてどんどん改善されているとも思います。 (そういう意味では、数学の方が、むしろ古式整然としており。。。) ====================== 少し余裕のある高校生と一緒にやっているのが、 『IQ84』 を一緒に読むことです。 例えばこんな感じ。 With his mouth clamped shut,  he stared straight ahead at the endless line of cars stretching out on the elevated expressway,  like a veteran fisherman standing in the bow of his boat,  reading the ominous confluence of two currents. 村上春樹ですので(笑)、こんな文が延々と続くわけですが、 いちいち辞書を調べたり、訳したりせずに、 頭から、文構造(主語/動詞、修飾/被修飾の関係)を意識して、 読み砕いていきます。 日本語の場合は、ぼくらは、文構造というのは、自然と叩き込まれているので、 意識する必要はありません。 多少知らない単語があっても、文構造と、前後の文脈で、ずんずんと読み進めることが出来ます。 同じことを、英語でやるわけです。 難解な文を読み解くことが出来た時、 ものすごく達成感はあるようですが、 じゃあ、一人

100点でした

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 99点と、100点の間には、大きな溝があります。 99点と、98点との差は、1点に見えますが、 99点と、100点との差は、無限大にさえ見えます。 数学のテストで、100点(満点)なんて取れるものなのか? ぼくは、生涯で2回でした。 1回目: 中1の1学期の中間テスト (ある程度緊張して受けた、初めての数学のテスト。   これですっかり油断するあたりが、ぼくなのですが。。。) その後はずっと、、、満点なんて想像もつかない状態で 2回目: 大学入試センター試験 (ただ何となく受けるのではなく、   満点を取りに行って、満点を取るということを、   友達に教えてもらったと思います) (*惜しかったのは、、、慶応の入試。   前日に過去問を見て、これは、満点取ろうと決めたのですが、   そして、何度も見直して、かつ、時間20分前に退出するという   かっこいいことやったのですが、後で見返して、1つ間違えていました(笑)。   ただ、周りとは異次元で、勝負している感じは、大変面白かったです) ============================ もちろん、学校のテストの作り方によるのですが、 でも、ずっと数学が苦手だった子が、 学年で数人しかいない満点をとって、 うれしくてメールをくれたわけです。 特に、【狙って取った】ことが、えらい! 満点を取るとなると、異次元の戦いになるからね! その、ピリピリした緊張感は、良いと思います。 ということで、学校の先生にはぜひ、 がんばれば、100点取れるテストをつくって欲しいと思うのです。

【答えのない授業】 はじめました

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 だいぶん、暖かくなってきましたね。 そろそろ見かける、こんな張り紙。    冷やし中華 はじめました    かき氷 はじめました ぼくも始めました。 【答えのない授業】    for 20代以上: 毎週水曜21時半〜    for 10代:   毎週土曜14時〜 わくわく。

「わかる」ということが、「わかる」こと

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 勉強を苦手な子(特に小学生)は、 「わかる」ということが、わかっていないなあと感じることが多いです。 とにかく、覚えなければ! と思ってしまうのか、聞いたことをよく「わかろう」としていない。 「わかった」、「納得した」 ⇒ それで、すっきりして気持ち良かった そういう経験を十分経ないまま、学年が進んでしまったのかな?と思います。 ============================ ぼく自身を振り返っても 「わかっているつもり」 であったことが、後から、「あー、実はこういうことだったんだ!」 と、わかりなおしたものが、どれほどあることか。 ============================ そこでぼくは、時折、生徒さん達に、 自分たちの学年よりも下の教材を使って勉強してもらうことがあります。 *人によっては、低学年向けであることは隠して *人によっては、敢えて低学年向けであることを明かして 大抵は、大変良くできます。 そこでいい気分を味わっている間に、 問題をちょっと俯瞰して見る練習をします。 『結局この問題は、何をさせたかったんだろう?』 『何ができるかを、確認したかったんだろう?』 ★ 少し心に余裕がある時に、『理解』は生まれる ★ 覚えてできただけでは、「できた!」ということは心に残るけれども、それだけ (昔できたはずなのに、できなくなるのは、『理解』していないから) ★ 理解は、繰り返しの中で深まっていく 如何でしょうか。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^  

もうすぐ5周年

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 最近すっかりと、更新が滞っておりますが、 今ぼくは、会社の5周年に向けて、一生懸命会社へのプレゼントを用意しています。 今やっていること、これからやっていくことの方向性を大きな柱は、 □ 理解の文法    ものごとを「理解する」ということは、    ある文法に従っているよ。    それを自然に身につけられた子は、    【勉強ができる子】と呼ばれるし、    その文法が出来ていない子が、    【勉強が出来ない子】と呼ばれているにすぎないよ。 □ 創造の化学    新しいものごとを創りだすことが、これからのみんなには必要なこと。    決められたことができるだけでは、足りない。    ただし、人間何かを0から創造することなんて、ほとんどないと思うんです。    何かと何かを混ぜたら、新しいものが生まれた    そのプロセスを、創造の化学と名づけました。 □ 成長の力学    人が成長する時には、なんらか他人の影響を受けている。    どんな役割の人が、どんな刺激を与えることで、人は成長するのか?    それを、古くは易経から、新しくは最新の心理学なども当てはめ、    さらに、古今東西のさまざまな人に当てはめて、実証していったのが、    【成長の力学】 他に、細かい柱がいくつかあって、 これらを、集約して、 サービスとして統合していこうとしています。 これが、ぼくから会社へのプレゼントです。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^