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1月, 2012の投稿を表示しています

都心の雪は、寒さのために氷になって、
なかなか溶けませんでしたが、
ようやくなくなってきました。

そんな時期遅れなのですが、
雪を見ていると、なんとも心があらわれるようで。

日本も、世界も、寒いところの文豪は特にすごいと思う。

雪をたくさん見ている人は、
心もそれだけきれいなのか、などと、
愚にもつかぬことを。



「楽しい」だけで、終わらせたくない(ぼくの勉強観)

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

「あー、楽しかった」

楽しい授業、面白い授業、わかりやすい授業。。。
生徒さんたちの声を聞くと、学校の授業はよほど面白くないのかと
思ってしまうことも、しばしば。

たしかに、30人40人を一度に相手にしなければならない学校の先生は大変だと思いますが、であれば、どんどん変えればいいと、ぼくならば思います。
工夫することを止めてしまっては、プロとは呼べないと。(呼ばれたくもない人もたくさんいるのでしょう)
少なくとも、自分が親なら、自分が成長し続けていない先生に
自分の子どもを預けるのは、少し不満です。


話は戻って、
子どもたちは、良くも悪くも、本当に素直ですので、
楽しい授業をやろうと思えば、
わかりやすい授業をやろうと思えば、
実はそれほど、難しくはありません。

図や表をきれいにカラフルに工夫して、
実験を混ぜたり、最近なら、動画なんかも使って、
また、できるだけ体を動かさせて、大きな声を出させるようにして、
こちらもテンションを上げて、
褒めて褒めて、褒めまくる。
(変な例ですが、ナチスのやり方なんか、相当参考になるかと)

子どもたち(特に小学校低学年までくらいなら)は、大満足のはずです。


だけど、
「今日の授業は楽しかったな〜」
「あの塾はいつも楽しかったな〜」
ということと、
たとえば、その子が将来、自分の道を歩いていける、
もっと端的に言えば、「食っていける」ことは、
必ずしも関係がないのではないかと、
ぼくならば、考えてしまうのです。

もっと極端に言ってしまえば、
【楽しかった部分】しか覚えていないことの方が、むしろ多いのではないか。。。


ぼくが、集団授業をやらないのは、
アルバイトの学生にも、出来るだけ幅広い教養とコミュニケーション力を求めるのは、
そのあたりです。
(いえ、集団でやるから儲かるんだということは、
  ビジネス方面でアドバイスくださるの方々から
  いつも怒られることですが)


また、最近流行?の、【家庭学習の習慣付け】というやつにも、
同様の「その場凌ぎ感」を感じていて、

では、ぼくの結論は何かというと、(結論とまでは言い切れないのですが)
最後の最後のエッセンスは何かとなると、

◆ 【常に、結びつけを行う、思考習慣】
◆ 【思考を、クローズさせない】 ← 「わかりやすい」とはしばし…

大学入試センター試験(2日目)

おつかれさまでした!

うまく行った人も、それほどでもなかった人も、
これからが本番!

気持ちを切り替えて、がんばりましょう!

ぼくの経験から言うと、ここからの伸びはすごいよ!


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「わかりやすい」は絶対か?

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

いきなり変なことを言うようですが、(いつも言っていますが!!)
ぼくは生徒さんたちに、
『わかりやすく教えてあげよう』
とは、考えておりません。

時折、特に GMAT MATH 対策の中で、
すごくわかりやすいと、学生時代に教えて欲しかったと
お褒めにあずかることもありますが、
実は当人、大変戸惑っているところなのです。

なぜなら、小中高校生には、GMAT MATH 対策の方ほど、
「わかりやすく」教えてはいないつもりですし、
実際その方が良いと思っているから、そのようにしているわけです。

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【GMAT MATH 対策は、外科的】

GMAT MATH の授業を、なるべくわかりやすくしている理由は、次の3点。
☆ 時間がない
   MBA を目指して、GMAT を受けられる方のほとんどは、
   社会人の方です。
   学生は、自分たちのことを十分に忙しいと感じているでしょうが、
   (ぼくもそうでした!)
   社会人の忙しさと比べると、悠久の時を過ごしているようなものです。

☆ 目的が明確である
   MBA を取るために、留学をする。
   そのために、GMAT で欲しいスコアがある。
   それを取るためには、数学で、○点以上は欲しい。
   また、数ヶ月以内に「結果」を出さなければならない。

   目標に合わせて、大胆に、切るべきところは切り、
   必要最低限度に絞り込むことが出来ます。

☆ 大人である
   そして、これが何より大きいです。
   自分の勉強のスタイル、価値観、人格が、既に確立されており、
   純粋に知識の「インストール」に専念することが出来ます。
   ご自身に足りないところは何なのかを自覚され、
   その足りない部分だけを補おうとされているので、
   ぼくの優っている部分を、受講生の方の劣っている部分に
   「移植」する、という外科的作業をしています。


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【生徒さんへの授業は、内科的】

それに対して、生徒さんに対する個別指導は、なるべくわかりやすく
しない方いいと思っている理由は、次の3点。
☆ 時間がある
   今の日本社会においては、
   10代20代の間に、…

花を買うこと

柄でもなく(笑)

花を買うことが、本を買うことのつぎくらいに好きです。


花屋に行って、いろいろな季節ごとの花(八百屋よりも季節によって変化する)を

見ているだけで、結構幸せな気持ちに。


最近では、とても変わった花や、派手な花も多くて、

何これ?

とびっくりすることも。



ちょっとぜいたくだとは思いますが、

機会があれば、子どもたちも連れていて、

選ばせてあげたいなあと思っています。



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大学入試センター試験(初日)

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

東京は快晴に恵まれた1月14日。
大学入試センター試験の初日ですね。

受験生の方々には、当面の合格という目標はあるにせよ、
長き人生に、少なからず影響を及ぼす1イベントとして、
この試練を、前向きに、緊張感を楽しみながら臨んでいただきたいと願っています。


「プレッシャーの中で、平常心を保つ」


大学受験が、実質初めての受験らしい受験。
一発勝負で、失敗したらもう一年、友達が大学生活を満喫する中で勉強しなければならない。
そのプレッシャーは、17,8歳にしては、大きいと思います。

たとえば、理系の生徒さんですと、やはり
数学2つと、理科2つ
満点欲しいところです。

テストで、満点を狙いに行って、満点を取る。
これは、ぼくもその昔経験しましたが、かなりの緊張感があります。

実質的に、満点じゃなくて、98点だったらダメなのか?
と言われると、そんなに違いはないようにも感じられます。


しかし、満点と、1問間違いの98点では、
2点の差ではなく、もっと大きな隔たりがあると思います。


満点というのは、100点ではなくて、100点以上(無限大まで)の可能性を示します。
一方、98点は、あくまでも100点未満です。
そこには、最大で無限大の差があるのです。


そのくらい、自分にプレッシャーを掛けて、遊んでいました。


1点や2点のせせこましい、また、はしたないことを書いてしまいましたが、
それはそれ、そういうゲームだと思って、
一回限りの、一過性のイベントを、
楽しんで、自分の力にして欲しいなと思います。



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ここでは学び方を学ぶ、ここ以外はすべて実践の場

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

GMAT MATH 対策は、限られた時間内に目標を達成するために、
いわゆる「大人の勉強」を徹底しています。

一方、小中高校生に対する授業では、もちろんお一人お一人違いはありますが、
基本的には、『学び方を学んで欲しい』と授業しています。
◎ どのように、教科書を読むか、授業を聞くか、質問をするか
◎ どのように、整理し、関連付け、確かな力と変えていくか
◎ どのように、「結果」を出すか

その考え方、プロセス、トライ&エラー、結果の評価の仕方。。。
そのすべてが、生徒さんたちにとって、
『本当の勉強』
であると、ぼくは考えるからです。

そして、『学び方』の中でも特に重要なのが、
『読み方』です。

見ることや、聞くことは、ある程度日常の中でもトレーニングできますが、
読むことは、意外と少なくなって来ています。

物事を考えるためには、そのための材料が揃っていなければなりません。

きちんと読めていない、またはきちんとした知識がない上に、
いくら「考えろ」といっても、無理な話。

いくら情報が増え、マルチメディア化していくとしても、
「読むこと」の比重は、軽くはならないのではないか、
少なくとも、「読める人」の価値は、高騰することはあっても、
下落することはないと考えられます。


読めるようになったら、当然その続きはあるのですが、
まずは、まずは、読めること、
そのために、読むこと


初めに言葉有りき


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(本)『次郎物語』(上)

男の子をお持ちのお母さん、将来のお母さんには、
ぜひ読んでいただきたいと思いました。

「男の子のわけのわからなさ」が、よくわかるのではと。

「運命」「愛」「永遠」 次郎の少年時代のさまざまな葛藤を描いた物語です。
引用(第一部より)
「そんなにやきもきするからなおいけないんだよ。」
「では、どうすればいいんですの。」
「つまり、教育しすぎないことだね。」
「だって、私には放ってなんかおけませんわ。第一あの子の将来を考えますと・・・」
「将来を考えるから、無理な教育をしないがいいと言うんだよ。」
「でも・・・そりゃあわましいまねをするんですよ。人が見ていない時に、飯櫃に手を突っ込んで、ご飯を食べたりして。」
「何もかも、もうしばらく眼をつぶるんだね。それよりか、差別待遇をしないようにきをつけることだ。」
もし、周到な用意をもって、大胆に事を行なうということが、それだけで人間の徳の一つであるならば、彼は、こうした生活の中で、すばらしい事上錬磨をやっていたことになる。しかし、策略だけの生活から、必然的に育つものの一つに残忍性というものがあるのだ! 
しかし、万一にもそのことが、お前んとこの喜太郎にわかり、それから次郎にもわかったとしたら、いったいどうやるんだ。・・・ねえ庄八、お互いに子供だけは、金でごまかせない男らしい人間に育てあげようじゃないか。
今では、彼は全く色合いの異なった三つの世界をもっている。その第一は、母や祖母の気持ちで生み出される世界、その第二は、お浜や父や正木一家に取り巻かれている世界、そしてその第三は、彼が入学以来、彼自身の力で開拓して来た仲間の世界である。この第三の世界は、新鮮で、自由で、いつも彼を夢中にさせた。彼が第二の世界を十分に愛しつつも、第三の世界のために、より多くの時間をさくようになったのに、不思議はなかった。
およそ世の中のことは、慣れると大てい平気になるものだが、差別待遇だけは、そう簡単には片づかない。人間は、それに慣れれば慣れるほど、表面がますます冷たくなり、そして内部がそれに比例して熱くなるものである。
「だから、商売でもうけて、大学へでもどこへでも、はいれるようにしたらいいじゃないか。」
「人間は、卑しくなってしまっては、学問も何もあったものではありませんわ。」
「なあるほど、お前はそんなふうに考えていたのか。・・・だが、もう…

素頭でも戦える

君たちはどう生きるか

人間というものが、いつでも、自分を中心として、
ものを見たり考えたりするという性質をもっているためなんだ。
それが、大人になると、多かれ少なかれ、地動説のような考え方になってくる。

しかし、大人になるとこういう考え方をするというのは、実は、ごく大体のことに過ぎないんだ。
人間がとかく自分を中心として、ものごとを考えたり、判断するという性質は、
大人の間にもまだまだ根強く残っている。
いや、君が大人になるとわかるけれど、
こういう自分中心の考え方を抜け切っている人は、広い世の中にも、実にまれなのだ。
殊に、損得にかかわることになると、自分を離れて正しく判断してゆくということは、
非常に難しいことで、こういうことについてすら、
コペルニクス風の考え方の出来る人は、非常に偉い人といっていい。
たいがいの人が、手前勝手な考え方におちいって、ものの真相がわからなくなり、
自分に都合の良いことだけを見てゆこうとするものなんだ。

しかし、自分たちの地球が宇宙の中心だという考えにかじりついていた間、
人間には宇宙の本当のことがわからなかったと同様に、
自分ばかりを中心にして、物事を判断してゆくと、
世の中の本当のことも、ついに知ることが出来ないでしまう。

お母さんも僕も、君に、立派な人になってもらいたいと、
心底から願っている。君のなくなったお父さんの、最後の希望もそれだった。
だから、君が、卑怯なことや、下等なことや、ひねくれたことを憎んで、
男らしい真直ぐな精神を尊敬しているのを見ると、
ーーなんといったらいいか、ホッと安心したような気持ちになるんだ。

君は、水が酸素と水素から出来ていることはしってるね。
それが一と二との割合になっていることも、もちろん承知だ。
こういうことは、言葉でそっくり説明することが出来るし、教室で実験を見ながら、
ははあとうなずくことが出来る。
ところが、冷たい水の味がどんなものかということになると、もう、君自身が水を飲んで見ない限り、
どうしたって君にわからせることが出来ない。
誰がどんなに説明して見たところで、その本当の味は、飲んだことのある人でなければわかりっこないだろう。
<中略>
たとえば、絵や彫刻や音楽の面白さなども、味わってはじめて知ることで、すぐれた芸術に接したことのない人に、
いくら説明したって、わからせることは到底出来はしな…