(授業風景)学校で怒られて、立派だったね!

すべては、20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


校則違反が見つかって、先生に怒られる。
中学生男子ならば、よくあることです(笑)。

話がそれだけであれば、ぼくも、

   「違反の快楽は、怒られることもセットの料金だから、怒られて良かったね」

で済むところでしたが。。。



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その生徒さんは、わざわざ部活の顧問にまで報告をし、
そこでもまた、こっぴどく怒られたそうです。
(内容は、まあ軽微なものと言って良いでしょう)


そのことを、(誇らしく?)保護者さまからお聞きしました。
ぼくも、久しぶりに『良い話だな』、と思いました。


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大人たちのニュースには、毎日辟易としてしまいます。

◆ 黙ってれば、ばれないんじゃない?
◆ 違反を何とかごまかそうとする
◆ うまく世論を誘導すれば。。。
◆ みんなやってることだし、、、それが慣習、常識ですよ



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そのことを、

☆ 顧問の先生も、わかっていらしたと思います。

   だからこそ、たっぷりと怒ってくれたのだと。

☆ 保護者の方も、わかっていらっしゃいます。

   だからこそ、『ダメなことはダメ』としつつも、
   それほどの問題にはならなかった。

   そして、ぼくにお知らせくださいました。

上記の流れを受けたからこそ、


ぼくからは、

『わざわざ報告して怒られるなんて、立派なことだ』

(*立派という言葉は、偉いという言葉と違って、
   ぼくの中で最上級の褒め言葉であります。

   それは、亡き祖母からもらった言葉ですが   、
   そのことは以前書いたように思います)


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ここから、話は2つ。

1.人と違った行動をとること、敢えて損する道を選ぶことの大切さ

2.罪を憎んで、人を憎まず


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1.人と違った行動をとること、敢えて損する道を選ぶことの大切さ

   特に進学校に通っていると、
   ・ 周りのみんなが勉強していたから、自分も勉強した
   ・ みんなが東大に行くというから、自分もそうした
   ・ みんながうらやましがる有名な会社だから、OBもたくさんいるし、入社した
   ・ 周りがみんなそうしているから、自分もそうした

   でも内心は、「こんなんでいいんだろうか?」と思っている。
   ・ それを、先輩に聞いても、みんなそうやってるんだ、当たり前だろ

   ・ そのもやもやを解消するために、過剰な消費行動に走る
   わが国の歴史だけを見て、よくあるパターンですね。

   人生が2回あるのなら、1回はそういうのやっても面白いかも。


   でも、損得勘定ばかりをやっていても、
   ぼくも経験あるけど、
   生きている実感と言うか、
   自分が醜くなっていくのが、心の底では気づいているんだね。
   いくら、派手に華やかに外見見えたとしても。

   単に心の持ちようでもあるんだけどね。
   損得勘定ばかりしていると、
   ・ 得したら、それは自分の能力
   ・ 損したら、それは周りが悪いから
   こんな思考に陥っちゃいがち。だって、そのことばっかり考えてるわけだからね。

   でも、敢えて損していいんだ、と思っていれば、
   心にゆとりが生まれるから、実はすごく自由になれるのね。
   まあ、難しい話しだけど。

   目先の感情に紛らわされずに、
   ずーーーっと遠くを見つめて、歩けるといいね。

   今やっている勉強は、目先の利益はないかもしれないんだけど、

   ずーーーっと遠くには、つながっている道だからね。



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2.罪を憎んで、人を憎まず

   何かちょっと気に食わないことがあると、
   徹底的に、それこそ人格否定までしてしまう。

   今はちょっと怖い世の中だね。

   でも、そんな人ばかりじゃない。
   今回のこと、
   学校の先生も、お父さんも、お母さんも、ぼくも、
   みんなちゃんとわかってるから。

   立派な行為には、
   年齢関係なく、知らず知らず頭を下げている人もたくさんいるよ。


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うち(青山プレップスクール)の先生たちは、大丈夫です!!



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