思考体力、試行体力、、、

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


20年後の未来のために、
「これだけ!」は、養って欲しいなと思うことを1つ挙げると。


『頭脳の体力をつけること』


もう少し具体的に言うと、

考え続ける体力

です。


ぼくはいつも、生徒さんや東大生たちに、質問しています。

できるだけ、彼らの土俵の近いところ、でもちょっと外れたところを。

少し自分の得意なところから外れているので、

考えること自体、負荷になります。

何か答えが返って来ても、

「どうして?  なぜ?  ほんとうに?」

と、ぼくが聞き返してしまうので、

かなりハードと言えばハードです。


ぼくも答えを求めているわけではなくて、

ずっと考えて欲しいこと、

一旦は結論が出たと思っても、また何年も経つとその結論は不十分だったな

と再構築をし直すこと。

何か、自分の中にテーマを持って、

それを考え続けることをして欲しいのです。


野球が好きなら、野球でいいです。

音楽が好きなら、音楽でいいです。

文学が好きなら、文学でいいです。


何か、自分の中のテーマを持って、

いろんな物事をそのテーマと関連付けて考えられ、物事に取り組めると、

その時その時、もちろん悩みはあっても、トータルでは充実した時間を過ごせるはずです。



逆に、そうでなかったり、自分のテーマとの関連付けができないと、

周りに流され流され、気が付いたら思いも寄らぬ自分で制御不能な領域にいたり。


ぼく自身は、野育ちで(笑)、

正式に人に物を教わったりということが、あまり性にあわず、

いつも独学で道を切り開いてきたような気がします。

もちろん、節目節目にお世話になった方々、影響を受けた方々はたくさんいらして、

たくさんのものを吸収させていただいたと感謝しています。


しかし、たとえ、ぼくの中のすべての要素は、他人からの借りものであったとしても、

その組み合わせ方は、ぼくだけのものであり、

自分の人生を、(当たり前ですが) 何かに委ねることなくやって来られているんじゃないかな。



依存がないだけ、自由ですし、

リスクもありますが、自由です。



そして、ある程度リスクに身をさらしている方が、

安心しきっているよりはずっと安全であると、

これからの世の中を想像して思うわけです。



別に、独立開業しなさい、とかそんなことは一切思いません。

(しないで済むなら、むしろしない方が。。。が本音かな)


だけど、

いつも自分の中にテーマを設けて、一生そのことを考え続けていく


そのテーマと、目の前の物事との関連性を楽しみながら、

自分の軸を持って、いろんな物事に取り組んでいって欲しいなと思うわけです。



ちょっとくらい頭が良くっても、

見事に割り切って、これはこれ、あれはあれ、

それが現代風なんですかね?



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^^


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