モラルなきバトル・ロワイアル時代の到来

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。



ぼくは、未来を決して、悲観してはおりません。

もちろん、悲観したくなるようなことは、たくさんたくさん、たくさんありますが、

いつの時代もそうであっただろう、(いつの時代も、悩みは最先端です)

それを何とか乗り越えてきたのが、

これまでの人類の歴史であり、

今だけが特別でないと思うからです。

※ トイレに行けない子にとっては、トイレに行くのが重大な課題だけれど、
行ける子にとっては、課題でもなんでもない

※ 自転車に乗れない子には、不可能とも思える課題だけれど、
乗れる子にとってはなんでもない。

解決された問題を後から振り返れば、簡単に見えるものです。



だからといって、これまで乗り越えられたから、今度も乗り越えられる

なんて、簡単にも考えておりません。



知恵と工夫と勇気とをもって、

なんとか切り開いていくしかない、

何とか「なる」んじゃなくて、何とか「する」んだと。




これから先の世の中で、

何が今までとまったく異質になるかというと、

経済よりも、技術よりも、国際化よりも、

もっと根本にあると思います。



持ってる武器は強力だけど、それを使いこなす精神的基盤がない、

共通基盤を失って、「島」化している個人またはグループが、

一部の人たちは、辺り構わず、自分の正当性を主張しまくる、

他者をとにかく非難しまくる

歯止めのきかない状態で、どんどん増幅していく



それは、大人たちがそのように仕向けた、自分たちが蒔いた種だと思います。

▼ テストでいい点を取ることがいいことだと教え
▼ ゲームや攻略本を買い与え
▼ ゆとりと言う名の、手抜きをされ
▼ いい大学に入ったら、すごいねと持ち上げ

▼ 経済のために「利用」し、
▼ 正社員を減らし、
▼ 莫大な借金や、諸問題を先送りすることで背負い込ませ


そんなことを、多感な10代20代にされて、

それでモラルを持てというほうが、無理があるでしょう。



時代は決して戻りません。

未来の中で、解決していくしかありません。



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^^

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