ケアレスミス対策 (交通事故に学ぶ)

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

数学(算数)で特に話題になりますが、他の科目でも、

『ケアレスミスさえなければ。。。』

そうは言っても、実際なかなか無くならないのがケアレスミスです。

ぼくはいつも、「交通事故と一緒」と思っています。

誰もが望んでいないけど、
決してなくならないという意味で。


とはいえ、減らすことはできるはずです。

ヒントはやはり、交通事故にあるのではないかなと。

交通事故の原因としてあげられるものは、
□ スピードの出し過ぎ
□ 脇見、不注意
□ 居眠り、飲酒
などですが、表面を一枚めくってみると★ 過信 (≒技量不足)
★ 焦り
★ 他のことを考えている (またはぼーっとしている)


したがって、
単に技術的にな問題 (つまり、「もっとたくさん練習しなさい!」)
とはいえず、
また単に注意を促すだけ (つまり、「もっと注意しなさい!」)
だけでは、片付かない問題であろうと。


ぼくがいつもアドバイスするのは、以下の3点セットです。
(算数、数学に特化していますが)


1.技量を磨くこと
もっとも基本的な部分で、基礎計算力を高めます。
具体的には、特に以下の3種類の練習をたくさんしてもらいます。
・引き算   ← 一番難しいと、ぼくは思います
・約分    ← 使用頻度が高いです
・x2、÷2 ← これも使用頻度が高いです

2.性格を知ること、改善すること
いきなり大きな話しになってしまいましたが、
車の運転も同様で、「危ない性格」というのは、やはりあるかなと。
『油断しがち』、『大体のところで満足』、
『注意散漫』、『実力以上に見せたがる』など。
誰しも少しは持っているものだと思いますが、
そういうものを押さえこむ練習は、単に学校の勉強だけでなく長く役に立つ(すぐには実現できない)ことではないかと思います。
簡単に出来るところでは、『写経』のように、何かを写すことをお勧めしています。


3.知識と経験
「一般的に、こういう場所でミスしやすいよ」
「私は、こういう場所でミスしやすいよ」
という知識、及び経験に基づく知識は、やはり役に立ちます。
「特に経験に基づく知識を使う」といったことは、他いろんな場面で応用可能。

後は、番外として、『書き方』。
見通しの悪い交差点では事故が多いように、
見通しの悪い答案にはミスが多い。

『濃く書く』
『揃える』
『目が滑らないように』


これらを、生徒さんごとに配分を変えながら、
アドバイスするようにしています。


とはいえ、一瞬でなくなるものでもなく、ある程度の期間を見ながら、
配分を調整をしますが、特に性格的なところは、時間がかかります。


そして、もっと大事なこと、一番気にしていることは、

『目先のケアレスミス対策』にやっきになるあまり、
その子のもっている(かもしれない)『天才性』を損なわないこと。

特にこれからの時代、

【誰も出来ないことができる】

ことの優位性は、ますます高まると思っています。



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^^

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