日本は学歴社会か?

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


「日本は、学歴社会か?」


先日の第1回(もはや第2回も終わったのですが)で話題になった一つです。

未だにこんなことが話題になるのかと、正直驚きました。

学校や大学が社会からかい離する度合いは、
ぼくの頃より著しくなっているのか。。。


だって、そんなわけないじゃないですか。
  • PL学園出てたら、誰でもプロで活躍できるのか?
  • 大手プロダクションからデビューすれば、必ずスターになれるのか?
  • 社会で活躍している人が、皆高学歴なのか?
  • その後40年の社会人人生が、大学入試の成績順に決まるのか?
良く言われるのは、
学歴が高い=ポテンシャルが高い

それはそうでしょ。でも、それはこういうこと。

PL学園の野球部で活躍した選手が、プロで活躍できるか?

もちろん、何もして来なかった、ただ何となく遊んで来た人間と比べれば、
その可能性は高いでしょう。
そこに入るというハードルをクリアし、その後積んできたトレーニングが違うわけだから。

でも、最後はその人に実力があるか、チャンスを活かせるか?
 ピンチをプラスの方向で乗り越えられるか? でしょ。


まして、学校の勉強と仕事は別物です。

学校の勉強が、ルールが決まっているスポーツだとすれば、
仕事はケンカです。

学校の勉強が、6+3+3+4で16年だとしても、
仕事は倍以上の(だいたい)40年続けるわけです。

どんな手を使っても結果を出せばいい、
だけど、汚い手を40年も使い続けられない (周りも許さないし、自分も辛いでしょう)


仕事で求められるのは、

★ こいつは仕事ができるのか?

★ こいつと仕事がしたいか?

★ (若い人の場合) 自分が身を削ってでも、こいつを鍛えれば、ものになるのか?

そういう視点しかありません。

「東京大学です」

と言われたところで、

「はい、それで???君は何ができるの?」


中央官庁だって、国家一種試験の結果だけで採用を決めているわけではありません。
いくら成績良くても、タフさがなければ、落とされます。
当たり前です。

就職は、ゴールじゃなくて、スタートなんだけどなあ。
結婚がそうであるように。


10年以上の社会人経験と、それに見合う実績がある人が

ちゃんと1対1で、子どもたちと関われる

それを実現していない学校や塾や家庭教師には、

いったいどういう意味があるのでしょう。

文科省さん、お願いします。
(それとは関係なく、うちはうちでやっていますが)



ポチっとお願いします。

blogramランキング参加中!



このブログの人気の投稿

640時間の夏休みチャレンジ:日常の中の無限の学び

『いちばんすきな花』が好きすぎて・・・カルタ作って正月遊ぼう

はじめにの読書会(154)『パズルで解く 世界の言語』