手の動き、目線の動き、字の配置

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

GMAT MATH対策授業、小中高校生向けの授業を合わせて感じることは、

★ 対象の捉え方の深さ、正確さ ★

が、多くの場合不足していること。

「なんとなくわかった」、「たぶんできる」
と言っている限りは、ここが十分ではありません。


ヒントをもらえればできるので、「後はひらめきだ!」と
思ってしまうのですが、それではなかなか今の壁を越えることはできません。


すべては頭の中の事なので、外からうかがい知ることは出来ないのですが、
物事を抽象化し、単純化して、もう一度組み立て直すこと

特に数学などを、「暗記」でやってしまっていては、
この力は付いてきません。
(一時的に、覚えることで数学をできるようにしていくことは否定しません)


覚えていればできるし、覚えていなければできない


それでは、社会に出てまったく通用しません。
すべてを覚えることなど不可能ですし、そもそも「未来」のことを考えるのが「仕事」なので。


学校の勉強が出来ない子が、「自分で考えることが出来ない」子だとは、
ぼくはまったく思いません。
むしろ、自分の頭で考えない子の方が、学校の勉強はうまく行ったりします。


問いを瞬時に正しく理解して、
これまた瞬時に、それに合った道具を選択すること


そこまで来れば、山の頂きに達していて、後は下るだけ
(下りの方が、大変だったりしますよ)


きれいに舗装された道路をルールを守って走れることも大切。

だけどこれからは、道なき道を、自分で切り開きながら歩いていけないと。。。



これら、すべて頭の中で行われていることを、
外からぼくらが伺い知ることができるのは、


ちょっとした手(や指)の動き、視線の動き、字の乱れ、メモの配置などからです。


こんなちょっとした情報からでも、想像力を膨らませれば、

たくさんの事がわかります。


逆に、これらを少しずつ矯正していくことで、
頭の中も整理してすっきりさせることもできます。


脳のことは、わからないことだらけだと思いますが、
大まかな役割(機能)は、DNAで決められているとしても、
中がどういう配線になっているかは、まったく人それぞれだと思います。
(指紋や静脈の比でなく)


その配線の、何処を太くして、何処を削っていくのか。
ある配線を太くするにはどのようにすればよいのか?


一人ひとりの人生について、そしてその頭の中の配線について、
ミクロにミクロに考えているのであります。


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