確率

確率は、数学の中でも人気のある分野ですね。


文系で、数学はさっぱり。。。と言う子でも、確率は好き!ということが多いようです。

(一方で、お隣の『命題と論理』は、全く人気ありませんが。。。)


やっていることは結構難しいのですが、

それなりの現実感があり、知っとくと良いよ!という感じがするんでしょうね。



ぼくもご多聞に洩れず、好きだったわけですが、でもそれは、独立事象をやった後でした。。。
(その後、格段に出来るようになったから。。。それだけ)



さて、では宝くじの一等が当たる確率は???   およそ、1000万分の1と言われていますね。
(交通事故で、1年間に死ぬ確率が、およそ1万分の1です。。。)

期待値としてみれば、

宝くじは、1000円買って、400~500円の期待値です。

よくみんな買いますよね。


一方、例えば他の

競馬の期待値は、(同じく1000円買うとして)      750円

パチンコの期待値は、(同じく1000円)         900円以上


と、言われています。

なんだ、宝くじ買うくらいなら、パチンコやった方がましではないか。。。


しかし、実際にハマってしまい、人生すらを棒に振ってしまうのは、

パチンコの方がかなり危険だと思います。

宝くじで破産した(負けて)と言う人は、あまり聞きませんが、

パチンコで破産したり、子どもが亡くなったりしたということは、しばしば耳にします。



なぜでしょう?

確率だけでは足りない、期待値だけでも足りない、

その振れ幅が大事なんですね。


勝っている時に、決して止められず、

所持金ぎりぎりまで負けるまで続けてしまうからです。


そこまでいくと、心理の問題ではありますが、

そういうことも、ちゃんと勉強した方がよいと思います。



一方では、初期の確率はギャンブルからの発想ですし、

その後も、確率を計算してギャンブルで大勝ちした数学者はたくさんいます。

そんな「卑しい」出自の確率が、量子力学などの分野で決定的に必要になったり、

現代でも、保険などの分野でたくさん使われています。



数学と言う、抽象度の高い学問のなせる業ですね。




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