旅立ちに言寄せて11

k君、合格おめでとうございます。

センター試験で失敗してから、よく挽回したと思います。
現役生(しかも部活を最後までがんばった)は、最後の最後に伸びると思っていました。

が、実際にはそんな楽な話でもなかったですね。

実は秋ごろから、そういう気配は感じていました。
最難関を目指していたわけだから、あの時期はじっくりと良問に取り組む時間が
取れるとよかったのですが、実際にはかなり上滑りな感じになっていましたね。

そこからどうも調子を崩してしまって、得意の英語にまで影響が出てしまいましたね。
受験には戦略ももちろん大切ですが、机上の数字をこねくり回してあーだこーだ考えるよりも、
じっくり腰を落ち着けて実力をしっかり養う方が大切だと思います。
そして、このことはこれから先、いろんな場面で通用する基本的な考え方です。

皮算用にのめり込んでしまったのは、先生の方もそうで、
正直に申し上げて、もっと早いタイミングで切り上げさせるべきでした。

コントロールできないものに頭を悩ませるよりも、コントロールできる状態に持っていく

そういうことは、苦しさとともに、身をもって理解できたのではないかと思います。


そして、今回はお母さまを始め、ご家族の協力が最後にかなり後押しをしていました。
k君も確かにがんばりましたが、客観的にそういう面もしっかりと認識をして、
そして立派に自立することでお返しをしてください。

とても素直で前向きなk君ですが、意外と頑固なところもあり、
そういう面をむしろ、ぼくは高く評価しています。

絶対に自分は譲れないところ、実は譲っても良いところ、
そういうものを大学生活の中で探して行ってください。

これからのご活躍を心から応援しています。



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明日もがんばります。


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